アラフォー夫婦の漢方生活
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生理期間中の頭痛に効果のある漢方薬
♦エストロゲンと片頭痛
- ズキンズキン脈打つような痛み
- からだを動かすと痛みが悪化する
- 吐き気
- 目がチカチカする
- 光や音で痛みが増す
生理がはじまる数日前や生理中や、生理が終わるころに、これらの頭痛があらわれる・・・・。
これは、女性ホルモンのエストロゲン分泌量の変動が頭痛を引き起こします
片頭痛持ちの女性の約半数が、生理のタイミングで頭痛が起こるようです。
女性は1か月の中でホルモンの分泌の状態が常に変化しています。
エストロゲンは、生理が終わると、次の生理にむけて、だんだんと分泌する量が増えていきます。
そして、排卵前にピークを迎え、排卵すると一気に分泌量が減ります。
その後、ある程度の量をキープしながら、妊娠しなかった場合は生理がはじまりますと、さらに分泌量が減っていきます。
生理の後半の最もエストロゲンの分泌量が少ないときと、排卵後に一気にエストロゲンの分泌量が減るときに
頭痛が起こるということです。
また、排卵日前後にも起こりやすく、頭痛と女性ホルモンの変動が関係しているといわれています。
生理前や排卵後は、女性ホルモンのエストロゲン(卵胞ホルモン)の分泌が激減し、これに伴い、セロトニンという精神状態を整える脳内物質も減少することで、脳内の血管が拡張し、頭痛が起こるということもあるようです。
ちなみに、生理がいったん止まる妊娠中は、エストロゲンの変動が少なく頭痛が軽減、出産後に再発することもあります。
更年期はエストロゲンの値が不安定になるため片頭痛は起こりやすくなりますが、閉経を迎えるとエストロゲンの分泌がほぼなくなるため、片頭痛の頻度は減る傾向にあります。
生理のリズムは、卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)という2つの女性ホルモンの分泌により生まれます。
それらのホルモンの変動で引き起こる頭痛は、月経関連片頭痛と呼ばれ、生理になる2~3日前から片頭痛がおこる人もいれば、生理が終わってから発症する人もいるようです
月経関連片頭痛は、脳血管の拡張に伴い引き起こすため、むくみやすい症状があって生理前に頭痛が出る場合は、体の中の水分を調整してくれる五苓散 。
また、ストレスなどが原因で血流が滞ってしまうことでおこる緊張性頭痛の場合は、血液の循環を良くしてくれる加味逍遙散がおススメ
生理前や生理期間中に起こる頭痛に当帰芍薬散、桂枝茯苓丸、桃核承気湯がおススメです。
体質改善のために、自分にあった漢方を取り入れてみるのもいいかもしれません
漢方では、頭痛はストレスで気や血の巡りが悪くなる、胃腸のはたらきが弱って身体に余分な「水」がたまるなど、頭痛は様々な要因で引き起こされると考えられています。
頭痛という痛みは、体からのSOSです。
自分の体を見つめ直すいい機会と思い、日常生活や食習慣を見直すこと(養生)が大事だと思います
Twitterも日々更新しています、ブログでは書ききれない漢方や健康のことなどをアップしています。
ヒーリング漢方@healingkampo#片頭痛 は女性ホルモンとの関係が深く、月経周期の、あるタイミングで起こりやすい👩 月経前や月経中、排卵日直後で起こる、エストロゲンが急減するタイミングで片頭痛が起こりやすくなる 生理になる2~3日前から片頭痛がおこる人もいれ… https://t.co/41Cuc5M7eH
2022年03月30日 17:02