アラフォー夫婦の漢方生活
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体を冷やさない食品と漢方薬
陰性体質の人(貧血、冷え症など)は、陽性の食品を摂る
医食同源
医食同源とは、医薬と食事は同じものであるという考えから、
漢方薬の成分はほとんどは自然界からうまれた生薬を中心にできていることが、医食同源の考えが漢方薬に生かされています。
例えるなら、芍薬甘草湯は、胆石や腎臓、尿路結石の痛みや、胃腸の痛み、婦人科系疾患の痛み、こむら返りに効果のあるお薬です。
芍薬甘草湯の芍薬は芍薬の根と、甘草はマメ科の甘草という植物からできています。
甘獏大棗湯も、甘草に小麦に棗(なつめ)という生薬からできています、これらはどこにでもある食べ物です。
漢方薬は現代の医学では、解明できない摩訶不思議な力をもっていることに驚かせられます
漢方薬の基となった医食同源は長い歴史の中で大切にされてきた考え方でもあるし、
今現在の私たちの豊かな食に関して、非常に考えさせられるものです。
漢方薬の陰陽
陽性の薬(体を温める)
桂枝加芍薬湯、小建中湯、桂枝茯苓丸、桂枝加竜骨牡蛎、五積散、大建中湯、平胃散、安中散、二陳湯、半夏厚朴湯、四君子湯、、六君子湯、真武湯、四物湯、補中益気湯、苓桂朮甘湯、防己黄耆湯、八味地黄丸、当帰芍薬散、十全大補湯、芎帰膠艾湯、人参養栄湯、桂枝加朮附湯、呉茱萸湯、桂枝湯、香蘇散など
陰性の薬(体を冷やす)
越婢加朮湯、清上防風湯、五虎湯、消風散、四逆散、大柴胡湯、三黄瀉心湯、大黄牡丹皮湯、黄連解毒湯、桃核承気湯、乙字湯、防風通聖散など
陰性、陽性どちらも区別ができないもの
麻黄湯、小青竜湯、ヨクイニン湯、葛根湯、柴胡加竜骨牡蛎湯、十味敗毒湯、柴胡桂枝湯、白虎加人参湯、加味逍遙散、温清飲、六味丸、五苓散、麦門冬湯、五淋散、潤腸湯など
風邪、胃腸病、精神・神経病、貧血、アレルギー、リウマチ、神経痛、婦人科の病気などの陰性病や陰性体質の人は、
体を冷やさないようにすることと、陽性食品を摂るように心がけることが大切です
陽性食品について
女性に多い冷え症に、貧血などをもつ陰性の病気の人が、陽性の薬(当帰芍薬散、補中益気湯などの)を服用しながら、
食事は体を冷やす食べ物を摂っていては病気が改善するのが難しいということになります
冷たい牛乳をのみながら、一方では体を温める漢方薬を飲んでいることは、矛盾しているということになります
食事の内容も気をつけて、体を冷やさないように養生が大切ですね