アラフォー夫婦の漢方生活
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コロナウイルスに対する漢方薬の役割
世界で感染拡大を続けているオミクロン株により、不安な毎日を過ごされている方も多いことでしょう
オミクロン株の症状は咳やくしゃみから始まって頭痛や発熱後、全身倦怠感や味覚や嗅覚障害などの後遺症等含めていろいろです。
コロナウイルスなどの感染症に対して、漢方医学ではどのように考えて治療をしていくのかということをお伝えしていきます。
漢方医学では、細菌やウイルスなど体に悪い影響を及ぼすものを邪気（じゃき）と呼んでいます。
もちろん、コロナウイルスもこの邪気のひとつに相当します。
そして、この邪気に対しまして反対の言葉が正気（せいき）ということになります。
正気は私たち自分自身の体に本来備わっている自然治癒力
のことを言います。
全人的に見直し、正気が弱っていたらそれを立て直して、邪気に打ち勝つ力を取り戻すことが漢方医学の基本となります。
体の外から侵入してきましたウイルスなどの邪気は、体を温めて発汗することにより外へ追い出すことが漢方医学の治療の基本となります。
葛根湯や麻黄湯もそのような漢方薬の代表です。
ウイルス感染に効果のある漢方薬はこの他にもいろいろとあります。
エキス製剤としましては、少なくとも10種類以上もの風邪に効く漢方薬があり、体質や病状に合わせてその中からチョイスしていきます。
コロナウイルス感染症の後遺症の中で多いのが全身倦怠感や味覚・嗅覚障害です。
これらもコロナウイルス特有の症状ではなく、以前から知られている症状であります。
ですから、これらも漢方医学では体全体のバランスが崩れて、体調が悪くなった状態に当てはまります。
バランスを整えることにより、それらの症状を改善することができます
漢方医学では健康を取り戻すために自分自身の自然治癒力を高めることを治療の基本においています。
ですから、西洋医学で原因不明の病態に対しましても効果を発揮できる場合が存分にあるのです。
つまり十分に改善の可能性があるということです。
このパンデミックを無事に乗り切るためには、心身の健康が大切です
そのためには、バランスのいい食事、適度な運動、質のいい睡眠など日常生活において養生を心がけることです
少しなにかいつもと違うと感じましたら、決して無理をせずに、自分自身に合った漢方薬の力を借りて病気に負けない体づくりをしていくことをお奨めします。
それがコロナウイルスに負けない体にもなると考えています
コロナに負けない体作り
Twitterも日々更新しています、ブログでは書ききれない漢方や健康のことなどをアップしています。
ヒーリング漢方@healingkampo
コロナに負けない体づくり、実は日常生活における養生が大事！ バランスのいい食事、適度な運動、質のいい睡眠がそろって成り立つ。口では簡単に言えるが実践するのはなかなか難しい。でもこれらをしなければ、コロナに打ち勝つことは到底できない。いつ終わるかわからないパンデミックに備えよ！
2022年02月23日 21:04
