PRESIDENT 忘れない勉強法を読んで その3
最後、まとめに入りたいと思いますのでお付き合いのほど宜しくお願いします。
資格試験の勉強の効率的な進め方①~⑤を解説をします。
①記憶力や速読力よりも推測力が重要
色々な事象同士を関連づける力のようなもので、いままでの身の回りでの体験をもとに、
ある事柄を覚えたりすることができる人生経験豊富な中高年ならではの能力のことです。
実際に、資格試験は前後の意味や理由に対する理解力を含んだ暗記力を試されることがおおいそうです。
ただし、重要な数値や数字はそのまま覚える以外に手はありません。
また、一般的な読解スピードがあれば資格試験においては十分に対応できるでしょう
②資格の全体像をいつでもイメージできるようにすることも重要
著者はテキストの目次をコピーして持ち歩いているそうです
それを用いることによって全体を俯瞰(ふかん)し、いま自分はいったいどこを勉強しているのかを把握することができます。
また、他の分野とどんな関係があるのかといったことも意識することができて勉強にいつでも取り組むことができます
③記憶することは一度に5個までにするということです。
一度にたくさん覚えようとしても難しいからです。
年齢的なものや能力的なものが多かれ少なかれ関係しているようにも思うのですが…
人間が瞬間的に覚えることのできる限界容量(数)は3個から5個といわれています。(マジカルナンバー)
まとめて覚えるよりも、こま切れ時間を利用して少しずつ進める方が効果的なようです
通勤時間や仕事の移動時間、昼休みなどの空き時間を利用するといいと書かれています。
実際に私自身も電車通勤ですが往復時間で活用しています。
なかなか集中できてよろしいかと思います。
また会社に出勤する前に空き時間を自ら作ることにより実践しています。
先ほどもいいましたが、
重要な数字や数値または名称等は理屈抜きにそのまま覚えなければいけません。
これは仕方のないことです
④(直近5年分の)過去問は徹底してやった方がいいと記されています。
過去問はただ解くのではなく、なぜその問題が出題されたのかを考えてひとつひとつ押さえていけば得点につながると考えられています。
また、私自身は覚えるぐらいの勢いで過去問を解いていくことも一つの手ではないかと思っています
そのためには間違えた問題をじかにマーキングして繰り返し繰り返しその問題を解いていくことも重要であると思います
著者は過去問でよく間違える問題や覚えづらい論点などをまとめたものを作り非常に効果があったそうです。
⑤記憶ものは寝る前10分間で総ざらいをする。
寝ている間に脳がその暗記ものの処理をしてくれることが大きく、一番覚えることに適しています
寝る前はそれ以外にテレビを見るなど余計なことをしないことが前提条件です。
脳がたくさんの情報を処理しきれなくなる可能性があるからです。
努力して覚えたことが水の泡になってしまいますので注意してください。
私自身はまだ実行には至っておりません
最後に著者は有酸素運動、例えばジョギングやウォーキングなどを取り入れて記憶の効率化を図り、
勉強場所においても自宅や図書館などの静かな場所だけでなく、
少しぐらい物音がするカフェのようなところでも試験当日を想定して工夫をしながら
試験勉強に取り組まれていたそうです
登録販売者試験を8月に控えます私自身にとっては大変参考になりました
おわり