わたしとピーラー その2 | 加藤なほ 「"毒親育ち" からの人生改革」

加藤なほ 「"毒親育ち" からの人生改革」

毒親育ち、アダルトチルドレン、恋愛依存(DV)などの実体験を元に、"わたし" を生きる方法を伝えています。
▶︎セッション実績…2013年〜 5000件以上
▶︎メディア…NHK(クローズアップ現代+/あさイチ他)/朝日新聞/他多数。
▶︎著書「ワタシの母は毒親でした。」

 
"知らないことは恥ずかしい"
と30年もの間、思い込んでいたということを書きたかったこの記事の続きをば…
 

 
そう、気づいたんです、
"ピーラーは料理ができない人が使うもの"
とわたしが思い込んでいて、
 
そしてわたしはわたし自身を
"料理ができる人"
と勘違いしていたということに。
 
 
料理はできるけど、
うまい方ではないのに、うまい方だと思ってたということ。
"できない" と無意識に思い込んでいるところからの
できるもん! という強がりだったという意味です。
 

《あさりと豆苗のスープ煮》すごくおいしかった!
 
 
 
わたしの母方の祖母は、
料理が好きで、とても得意な人。
 
 
母が料理をしている姿というのは、
運動会や社外見学の時といったお弁当がいるときくらいで、我が家は料理はほとんど祖母がしていたんです。
 
 
 
「普通は、お母さんという人がご飯をつくるのでは?」
 
と、よそのおうちの話を聞く度に、
 
"うちってなんか、おかしくない?"
 
と思うようにわたしはなっていくのですが…
 
 
 
まあ、今となっては
そもそも "普通"って何だろう
って感じ。
 
 
でも小さい頃はそんなことわからない。
 
 
人と違うと気になる。
 
 
お友達のお家と何か違うと感じると、戸惑ったり不安になったりしていった、わたしはね。
 
 
「うちは他と違う!?
変なのかな!?」
 
そんな気持ちは、小学校に上がるとますます感じるようになっていったなぁ…
 
《塩肉じゃが》ちゃおいしかった!
ピーラー使ったよ 笑
 
 
 
それでね、
ピーラー買ったことでいろんな気づきがあった後、もっと掘り下げていったらでてきたのは、
 
お料理上手なおばあがピーラーを使っていたことを、わたしは見たことがない…
 
ということだった。
 
 
 
そこから判明した、
わたしには驚きの公式
はこうだった。
 
 
 
お料理が上手なおばあはピーラー使わない
 
 
お料理上手な人はピーラー使わない
 
 
なんでもできる人はピーラーなんて使わない
 
 
なんでもできないと人から好かれない
 
 
母みたいに、
家事をやらないのはダメだ
 
(母は祖母と家事を分担してただけなのに、わたしには母親がグータラさしてるように見えてた)
 
 
おばあみたいになんでもできる人の方がいい、そういう家事とか家のことができる女こそ、愛される
 
 
おばあのように完璧でなければならない
 
 
じゃないと、
母のようなダメな人になる
 
 
母のようになっちゃダメ!
 
だってわたし、
あの人みたいに絶対なりたくないもん!
 
 
なんでもできる人にならなきゃ
 
 
それには料理もできないと
 
 
出来る人はピーラーなんて使わない
 
 
 
この方程式が無意識の中にあった。
 

そりゃピーラー使わないよね…
 
 
 
で、冒頭に戻る、
"知らないことは恥ずかしい"
という、
 
 
ピーラーの機能、
 
・すばらしく家事を楽にしてくれる
 
・じゃがいもの実をムダにしない
 
・ムダにしないから芋好きの夫も喜ぶ!!
 
というメリット
 
 
をわたしは知らずに生きてきて、
あちゃー!!!だったな
貝印さんにもピーラーちゃんにもごめんねだったよ
という話を書きたかったんです  というわけです。
 

あちゃー。
 
 
 
 
 
ピーラーだけの話じゃない。
 
 
 
わたしたちはこうやっていろんな物事に勝手なストーリーをつくり、
自分がつくったに過ぎない妄想に囚われ、
 
さっさと楽になれるものを、
必死こいて皮むいて実をムダにし、
夫を不機嫌にするという、
 
幸せからかけ離れたところへと自ら連れていく  ということをよくよくよくよくしてる。
 
 
だから、
 
「その解釈は本当??事実?
わたしがつくったドラマでは?」
 
と疑うことをせねばならぬな
と思うのでやんす。
 
 
大抵妄想だからね。
 
 
動けなくなるのも、
悩むのも。
 
 
そんなことを、
マンツーマンのセッションはじめ、お伝えしています。
 
 
自分のことを律しながら…
 
あなたのその悩みも、
ただの妄想から来てるのかもよ。
 
 
ふふふ。
 
 
 
 

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(ハハコラボ)

母娘関係研究所

代表  加藤 なほ