名古屋は雨が降っています。
明日はたくさん花粉が舞うなぁ。
昨日、
毎月会いにきてくださる方とセッションで話していました。
出会ったとき、彼女の口から出て来る主語は
”わたしの母は” がほとんどで、
「あの人のせいで」
という会話が大きい割合を占めていましたが、
３度目にお会いする頃から変化があり、
「母にされた過去のことはもういいなと思えてきました。
が、今度は、今の自分に対していろいろと思うことがあって。
わたしのこういうところをこうしたいと思っているのですが」
というご自身に矢印が向いてきた会話が増えてきました
彼女とは、
いろんなことを
おはなし会で、
セッションで
話してきました。
すぐくよくよしてしまう自分、
長い間後悔し続けてしまう自分、
人に流されてしまう自分、
自分の意思を伝えられない自分、
いろいろいろいろ一緒に見てきましたが、
後悔し続けてしまう自分
くよくよする自分
とこの１ヶ月でうまく付き合うことができてきているのをご本人も感じておられ、次なる議題は、彼女から扱いたいと話題に出して下さった、
”食べたくないのに、夜遅くにお菓子を食べてしまう問題”
についてへ。
その奥に隠れているものを昨日二人で仮説のように立てましたが、その後の経過を聞かせていただくのが楽しみでなりません
さて、
明日は名古屋で、明後日は東京でこちらのセミナーをさせていただきます
わたしが実際にやってきたことや体験談をお伝えさせていただきます。
本当に、自分を解放できるのは自分だけだなぁと感じます。
でもそこには、
誰かの心の支えだったり、先を示してくれる人の存在だったりと、
”他力”
というものも欠かせないとわたしは思います。
映画「ロードオブサリング」では、大役を果たそうと旅に出るフロドをサムが支えたように、
わたしたちも、一人で人生という旅路を果たすことなどできないのだろうな。
人は強くも弱いもので、
一旦決めた意思が揺らぐことも、道を踏み外すことだってあるもの。
だからおもしろくもあるのだろうけど、
つい、失敗のない道、傷つかない道、うまくいけそうな道を選びたくもなります。
どの道を選んでもきっと、それは自分として最適なのでしょうね、
大きな視点で見れば。
たとえ踏み外してしまっても、
その都度誰かに、何かに気づかせてもらえるようになっているように思います。
”毒親”
という言葉も、それを教えてくれているとわたしは思っています。
「自分を生きなさい」
ということに気づかせてくれる言葉 という意味です。
本の裏表紙に書いた手書きの言葉は、そういう意味です
それには、
明日のセミナーでお伝えする内容 ３つのステップの前に、
《１つ前の記事に書きましたように》自分の中のすすをはらっていくことが必須だとわたしは考えます。
・おはなし会のような安心安全な場で話す
・理解ある人に話を聞いてもらう
・ノートに思いを吐き出す
・ブログに書き出す
・イメージワークをする
といったことです。
冷静さを欠いた状態で
（怒りや恨みつらみを感じている状況で）
親本人に思いをぶつけるのは、わたしはおすすめ致しません。
かつてのわたしのように、自分をさらに苦しめていくことにもなりかねないから。
上記のことを十分やることで、《回復の３つのステップ》が生き、
あなたはあなたを生きることができるでしょう。
そしてそのとき、
”毒親”
という言葉にとらわれない、”あなた自身” が知らぬ間に手に入っているのです
去年の写真ですが・・・
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加藤なほ