許す力は最強。 | 加藤なほ 「"毒親育ち" からの人生改革」

加藤なほ 「"毒親育ち" からの人生改革」

毒親育ち、アダルトチルドレン、恋愛依存(DV)などの実体験を元に、"わたし" を生きる方法を伝えています。
▶︎セッション実績…2013年〜 5000件以上
▶︎メディア…NHK(クローズアップ現代+/あさイチ他)/朝日新聞/他多数。
▶︎著書「ワタシの母は毒親でした。」




”90日で母親に振り回されないマインドを手に入れる”

毒親育ち・アダルトチルドレンのカウンセラー・メンタルコーチ
HahaCo Labo 母娘関係研究所 加藤なほです。






《この本》の中にも書いたのですが、
わたしがわたしの人生が変えるために最初に真剣に取り組んだのは、
自分で自分を許す
ということでした。





それは、
わたしにとっては大変なことでした。



なぜなら、
「わたし、自分のこと責めてないし」
と思い込んでいたので
(実際にはすっごい自分にダメ出しをしていたのだけど…)
許すことの重要性にまず気づいてなかったからです。





そもそもうまくいかないからお金を払って相談しにいっているのに、
「まず自分を許してごらん」
という、与えられた課題を実践しなかったわけ。



今思うとすごく恥ずかしいこと…

(4年前のことです)



変わる気、ゼロですね 汗



「何事も素直にやってみるという素直さは、自分を変えていくのにとても必要なことだ…」
ということは、
課題に出された、”自分を許してみる” ということをやった後にようやくわかりました。



とはいえ、頑固なところもあるわたしなので、今でもなお、尊敬する師匠や先輩方に言われたことを素直に行動に移せないときのほうが多いです。



そのくらいわたしは、
変わりたくない
このままがいい
と心の底で思っているのでしょうね。



表面でいくら変わりたいと思っても、
心の底から変わろうとしない限り、
自分を変えるということは難しいのかもしれません。



そもそもわたしたちは変化を好まない性質をもっているため、自分一人の力で自分を変えようとすることはとてもエネルギーがいること。



だから、
一人よりも仲間がいた方ががんばれたり、カウンセラーやコーチの力を借りた方が目的地に早く着けるというのはある意味当たり前のことなのです。



自分でさえ簡単に変えられないのだから、
他人様を変えるというのは、もっともっと難しいということになります。



だから、
自分を変えた方が楽
自分を変えた方がエコ
というわけです。

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誰かのことを許せない  という思いがある方から、
「(その人を)許さないと、楽になれませんか?」
という質問を受けることがこれまでに何度かありました。



その答えは、
許せるのなら許せた方が楽です
というのが1つ。



でも、この質問をするということは、許せない思いがあるということ。



もう1つの答えは、これまでもブログに書いてきましたが、誰かを許せないときは、その ”誰か” を(今は)許せなくてもいいです。



ただし、
一人だけ許さなければいけない人がいます。



それは、
自分自身です。



許せない気持ちを持っている自分自身を許すことを忘れないようにしたいのです。



というのは、
”許せない” という気持ちは、心地いいものではないからです。



これは、知らず知らずのうちにあなたのエネルギーを奪っていくもの。



そして、大きくなりすぎると怒りをこえて恨みつらみとなり、わたしのように相手に対して殺意を持ちかねません。



これでは、あなたの身体や心を蝕みます。



そうなる前に、許せない気持ちを持ったあなたを許してあげることが大切なのです。

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許す  とは具体的にどうするか  というと、言葉に出してみるだけで大丈夫です。



「許せない(気持ちを持っている)自分を許します」
でも、
「許します」
「許す!」
でもいいです、心が伴っていなくても口に出していってみてください。



そした、何度も何度もやってみることです。



3週間、毎日続けるとその効果を体感するでしょう。



やればわかります。



これを繰り返し続けていくと、本当に不思議なのですが、知らず知らずのうちにその相手を許せているものです。

(気にならなくなる という感覚です)



わたしはこうして母への殺意や怒り、許せない気持ちを手放していきました。

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自分を許せていくと、本当の自分が現れてくるので、生きやすくなっていきます。



自分を解放させてあげられるのは、自分だけ。



ただ言葉に出してみるだけでいいのです。



ぜひやってみてくださいね。






◼︎名古屋・東京  プライベートセッション 




 
ワタシの母は、毒親でした。
〜アダルトチルドレンの娘と過保護で過干渉な母の6年間戦争〜
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母娘関係研究所
加藤なほ