【ブラック度:中】娘をつかって寂しさを埋めんじゃねえ | 加藤なほ 「"毒親育ち" からの人生改革」

加藤なほ 「"毒親育ち" からの人生改革」

毒親育ち、アダルトチルドレン、恋愛依存(DV)などの実体験を元に、"わたし" を生きる方法を伝えています。
▶︎セッション実績…2013年〜 5000件以上
▶︎メディア…NHK(クローズアップ現代+/あさイチ他)/朝日新聞/他多数。
▶︎著書「ワタシの母は毒親でした。」




さて、今週放送回をみました
「お母さん、娘をやめていいですか?」



あのドラマを見ると、
自分の過去を振り返るいい機会になるし、
ブログにシェアすることができるカナヘイ花

{5227B4B6-4E53-44E9-8FAD-ADF767A5E55E}

わたしの母は、ひとり娘
ドラマと同じ。


そして、
母の母は、
ドラマに出てきたあのおばあちゃんとそっくり。


どこがにてるかというと、
髪型が特に!
なんだけどw、
母にかける言葉がそっくりだね。

{4420A348-D55B-4BA8-9FE2-01F78DF1986F}
似てない?






ドラの中でおばあちゃんが斉藤由貴さん演じる母に
「あんたはダメね」
みたいなこと言って亡くなっていったじゃない?


ちょっと前にも書いたけど、
うちのおばあは母に
「あんたはなんもできん」
って言ってばかりの人。


だから、
おばあの最後が
あんなふうにならないことをわたしは祈ってる。


最後に母の気持ちが報われてほしい
とわたしは祈ってる。


心底ね。











話は逸れるけど、
信田さよ子先生のこの本あるじゃない?


この本を読んだとき、

「これ、うちのおかんじゃん!!
そしてやばい!!
わたしもこれ(墓守娘)にさせられる!!!」

と焦ったものです。





もちろん
わたしはこれも読んだよ!
当時、
センセーショナルなタイトル、
派手な表紙
のこの墓守娘シリーズの発売を
それはそれは楽しみにわたしは読んだよね。


 
過去記事でも取り上げたことがあると思うけれど、
信田さよ子先生の本には、
わたしは本当にお世話になりました。


そして、
こちらの本はマーカーだらけになっていたよ↓

全文マーカー引くくらいの勢いだったの!

嫌味を込めて、
リビングのテーブルの上に、
これの本をでーんと置いてやったこともあったなぁ。






なぜかって??


もちろん、
母(&父)の視界に入れるため。








なぜかって??


無言の圧力をかけるため。

※いや、毎日ブチギレて暴言はいてたから無言ではないな 汗





”お前らが悪いんだよ。
どう責任とるんだ?
ああん?” 攻撃。

※舌を巻いてぶちぎれていましたね
今は穏やかに生きておりますため、
この頃のドスの効いた言葉がもう出せなくなっちまった



今思うと、
子どもっぽいことしてたな 汗
と思うけれど、
口を開けばもう怒りしか出てこなかったわたしなのでやんす 涙

{1026EB10-7BCA-4B22-9DB6-AD805E960FBB}

わたしの父は三男。


婿に入ってくれた。


夫がドラマを見ていてよく言う。

「このお父さん、
かまちゃんのお父さんになんか似てるよね」
って。



みずきの母親は昨日ドラマで、
「わたしも思い切ったことしてみたかったのかもしれないわ。
恋人とこうして なんたらかんたら」
って言っていたけれど、
あのドラマの中では、
母親は一番大好きだった人と結婚できなかった設定だったよね。


仕方なく、
あのお父さんと一緒になった的な。


それを、
おばあちゃんがちくちく(ねちねち?)
言っていたよね。


あの辺、
我が両親も共通するように思うことありあり。


夫に、
両親の結婚に関して
母から聞いたことを話したら、
「マジでこのドラマですやん」
と苦笑いをしていた。

ただちょ〜っとこの辺りのことは
両親のことも関わってくるので
気まぐれ配信ブログか別のところでしか書けないな。






これもかつての記事で書いたけれど、
弟と義妹が同棲し始めたとき、
わたしの母も二人がいないときに
勝手に二人の家に入っていたの!


おばあと一緒に。

※ドラマのようにりんごは置いていかなかったよ
ミキサーもね


斉藤由貴演じるお母さんとそっくり。



柳楽くん演じる松村さん?松田さん?忘れたけど、
母がやってくるあの場面では、
あの立ち位置の彼氏の場合、

全力でみずきを守る意味を込めて
おかんを追い出さんとあかん!!!
そのセリフ、アウトすぎる!!!
とまたもテレビに突っ込みを入れていたわたしです。




「どれだけ家を出るのが怖かったか
勇気がいったか
後ろ髪引かれる思いと戦ってるか
ちゃんとわかったって〜!!!」
かつての自分に重ねて
全力でテレビに向かっていたわたしでした。

といっても、
経験してないとわからないものだよね
とも思うんだけどね。
この心境は、わかる人は分かるものだけど、
わからない人には分からないものだと思う。








「お母さんが悪いわけじゃなくて、
そのまたお母さんも関わってるんだね
なんか、会社とにてるな〜」
と夫が昨日言っていたけど、
(みずきのお父さんは会社組織の中で戦い始めたね!
がんばれパパ!)

まさしくこれが
世代間連鎖ですな
と久しぶりにこの言葉を思い出しました。


わたしの代で
ぜってー終わらせる!!!
とわたしも躍起になっていな
って思い出した。








でね、
わたしが今週の放送で思ったのはね、  

”母も娘も
本当にやりたいこと、
やらないとね”


これに尽きる。


人類の幸せは
これに尽きる。


そしてこれがスタートだ。


そして、
人類の最初の人間関係は、
生き物すべてかな
との関係だ。






なんで、
母も娘もやりたいことやらなかんかっていうとね、
人って、
やりたいことをやれてなかったり
我慢してると無意識にためていて、
それが、
無意識に人をつかって満たそうとする
みたいなことをしかねないから。

ほら、
セッションやっててよく扱うけど、
子どもがピアノの練習しなくてイライラする!
って悩み、みていくと
それ、おかん(あなた)がピアノ習いたかったんやん!!
それ娘に押し付けるなや
娘やりたくないんだからやらせるなや
的な答えが出て、おかんびっくり!!
みたいなん、よくあるんだよ〜。

娘が本当にやりたいのか聞いたの?
それあなたがやりたいんやないの?
そんならあなた習ってよ
娘迷惑
あんた、あんたのおかんも同じだよ   みたいな。





わたしが
セッションやおはなし会や講座で
やってるのもつまるところ最後はここで、
わたし自身が心がけてるのもここです。


わたしは、
すぐ我慢部入って自分をなくしてしまうし、
すぐ人の目気にして
自分の気持ちをないがしろにしてしまう。


とても気をつけていないと
すぐに過去のパターンへと入ってゆく。


でもそれってどっかで無意識に人に迷惑かける。


だから、
我慢とかせずに、自分と仲良くしないと
って思う。


そうじゃないと、
やりたいことは何か自分が教えてくれないし。

とはいえ、
迷惑かけ合うのが人間でもあるから
無意識にいろいろやらかしてもいいんだけどね。
この世はパラドックス。
全てはイエスで全てはノーだから。









最後にちょっと毒を吐きます。



「母親って何なのかしらね?」

という斉藤由貴さん演じる母に対して、
腹立たしかったのだよねわたし 爆



「あら、娘って何なのかしら??
あんたの寂しさはあんたで埋めな
娘つかって埋めんじゃねーよ」

以上。


かつてのわたしが還ってきちゃった〜 笑








とはいえ、
母は悪気はないんだよなあれ。


けれど、
娘の肩を
あの立場の恋人を持つ彼氏(柳楽くん)は
持ってほしいわ〜。


あぁいう彼女を持つ彼氏、パートナー向けの講座が
わたし、できる! 笑







誰かが向き合わないといけない。


ひずみを無視してはいけない。


ひずみはそこかしこから必ずあらわれる。


父親もそれを突きつけられてるよね。



あなたの違和感、
無視しちゃいけない。


あなたの感覚は
あなたが大切にね!









本日は東京で講座カナヘイうさぎカナヘイ花


ではまたつながるピスケつながる花1