・弟のお見舞いとお知らせ | 加藤なほ 「"毒親育ち" からの人生改革」

加藤なほ 「"毒親育ち" からの人生改革」

毒親育ち、アダルトチルドレン、恋愛依存(DV)などの実体験を元に、"わたし" を生きる方法を伝えています。
▶︎セッション実績…2013年〜 5000件以上
▶︎メディア…NHK(クローズアップ現代+/あさイチ他)/朝日新聞/他多数。
▶︎著書「ワタシの母は毒親でした。」

 
 
弟が交通事故に遭い、1ヶ月が経とうとしています。
 
いま1人、なじみ深い赤い電車に乗って、自宅から1時間ほど先の病院に向かっています。
 
 
わたしは直接医者の話を聞いていないけれど、1人で勝手に調べ、なんとなく弟の状況も分かってきた。
 
3ヶ月ががんばりどき(リハビリの)と、いろんなところに書いてある。
 
 
いろいろ見ていくと、高次脳機能障害についてわかってくる。 
 
初めて知ったことがたくさんあった。
 
日本に、実は30~50万人いること、
 
医療の進歩により、一命を取り留めても、まだ未発展の分野(脳)で、過去、医者の理解が得られず精神科をたらい回しにされた人がいること、
 
周りに理解されないがゆえに、苦しんでおられる本人、家族がいること、
 
生涯を受け入れられずに苦しんでいる人がいること、
 
受け入れて、明るく生きようとしている人がいること、
 
家族の愛で乗り越えた人がいること…
 
 
たくさんの本も出ている。
 
ブログを書いている、ご本人も、家族もいる。
 
中でも、6年前に高次脳機能障害になった40代の男性のブログに、この、泣いた夜にわたしは救われてね
 
この人の生き方に胸を打たれ、泣いたり笑ったりしながら、2時間くらいその人のブログを読み漁った。
 
そして、
 
ゆうはきっと大丈夫だ
 
と思って、わたしは寝たのです。
 
 
次の日、弟の様子を見て、
 
あぁ、こういうところなのかな?障害っていうのは
 
と、なんとなく勝手にだけど、感じたりもしました。
 
 
 
 
 
世の中は、社会は、理解がないと支え合うことはできない。
 
社会は、一人一人の理解があれば、すぐには無理でも支えあっていくことができる。
 
 
そんなことを心底思った。
 
知らないことが多すぎる自分を感じた。
 
弟が事故に遭わなければ、一生知らなかったかもしれないこの障害。
 
知れてよかった。
 
 
互いが互いを理解することは難しい。
 
自分のことで精一杯な人が多い中、相手を本当に理解することは簡単なことではない。
 
相手を理解するには、まず自分を理解している必要があるし、
 
相手を理解するには、相手のことを理解しようとする姿勢や余裕がいる。
 
自分が満たされていないと、自己犠牲が伴うからできないこと。
 
 
わたしは、
 
自ら悩んだ母娘関係を切り口に、
 
自分を知り、自分を生きる人を増やすこと
 
を仕事上の理念にしているけれど、
 
自分を生きるということは満たされていくことであり、自分であることに喜べること。
 
自分で生まれ、自分であることに喜べる人は、幸せなのです。
 
わたしももっともっと、高めたいです。
 
こんな思いが高まれば、人は満たされていく。
 
誰かを思う、余裕ができる。
 
なぜなら、
 
人は、本来は人の役に立ちたいから。
 
(先日、献体について書かれている記事を読み、最後に人の役に立ちたいという思いで献体される方が増えているという記事を読み、わたしは感動しました。お墓をお願いできる人がいない、迷惑をかけぬよう最後に貢献をしたい  という方も多くおられる背景があるようですが、わたしは、人は人の役に立ちたい、あたたかく愛ある存在そのものだと感動しました。そう思えない時は、何かしらの事情があるだけで、本来はあたたかく愛ある存在なのです)
 
 
自分を生き、自分として生まれ、自分を喜べる人が増えれば、人は誰かを思いたくなる。
 
わたしは絶対そうだと信じてる。
 
JTのCMじゃないけれど、ひとのときを思う人が、増える。
 
ちっぽけだけど、そんなことを思って、
 
自分を楽しみながら、この仕事をしていけば、
 
世の中は変わると信じている。
 
これがHahaCo Labo 母娘関係研究所 の理念でもあります。
 
 
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まだまだわたしが未熟なため、
 
わたしがわたしの心の声を聞いて、わたしを叶えていく必要があるなといつもながらに感じます。
 
本音を叶える、本音を伝える、本音のフィードバックをクライアント、受講生にしていくこと。
 
それにはわたしがわたしをもっともっと信じ、クライアント、受講生を信じること。
 
まさに、アドラーの言うとおりだと痛感します。
 
まだまだまだまだ、いかなくては。
 
 
 
 
 
義妹はとてもしっかりしていて、
 
精神的な自立をしているし、自己肯定感も高いんだろうとこっそり尊敬しているのだけれど、
 
さすがに、一歳のそうくんを抱え、弟があんな風になってしまっては、不安になる。
 
この仕事をしていると、わたしの心はもちろんのこと、
 
相手の心を、相手が上手に扱えるよう(ポジティブにするとかじゃなくてね)、伝えることができる。
 
そして、感謝される。
 
本当に良かったなと思う。
 
 
 
今日は、弟とゆっくり話したくて、母には言わずに病院に向かってる。
 
弟の本音を聞けたらいいな。
 
その通りに、弟の人生が向かっていくよう、わたしは勇気づけができたらいいな。
 
 
 
 
 
さて!
 
 

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お知らせですが、
 
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自分を生きたい!と自分を幸せにしたい気持ちがある毒親育ちの方に、
 
自分に意識を向けていく第一歩となるかと思います。
 
こちらもお楽しみに。
 
 
 
 
 
加藤なほ