・素直じゃない女たち。母も祖母もわたしもね。 | 加藤なほ 「"毒親育ち" からの人生改革」

加藤なほ 「"毒親育ち" からの人生改革」

毒親育ち、アダルトチルドレン、恋愛依存(DV)などの実体験を元に、"わたし" を生きる方法を伝えています。
▶︎セッション実績…2013年〜 5000件以上
▶︎メディア…NHK(クローズアップ現代+/あさイチ他)/朝日新聞/他多数。
▶︎著書「ワタシの母は毒親でした。」



東京から土曜に戻りました。

めずらしく、バラを買って。

東京駅にも、品川駅にも、大好きな青山フラワーマーケットがあってうれしいです。
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新居のリビングで、今も美しく咲いています。




日曜は、

一般病棟へ移った弟、

そして、

弟の事故にショックを受け感染症になった祖母

のお見舞いに行ってきました。



昨夜東京から終電近くに帰り、

リビングでぼーっとしていたら、弟のことが気になって、いろいろ調べた。

母からの話、義妹からの話を元に、弟のことを調べた。

「弟は、高次脳機能障害かもしれない…」

そう思った。

そしたら、ひとりリビングで泣けてきてしまって。


「かわいそう」

って思ってしまってね。

不謹慎な姉だよね。

弟に失礼だ。

でも、大いに泣いた。

泣きたいときは泣かなくては。

泣いたらすっきりするのを知ってるから、わたしはわたしを思う存分泣かせた。



すっきりしたあと、

次は冷静に高次脳機能障害について調べまくった。

たくさん調べて、ある程度わたしを安心させた。

「明るく生きてる人もいる。

困ったらこの本を読めばよさそう。

こんなふうに、話したらいいんだな、なるほど」

と知識をある程度つけて、3時ごろお風呂に入った。

それは、

「会った時、わたしがびっくりしてわたしがゆうを受け容れられなかったらイヤだ」

と思ったから。



そして、日曜の午後、病室に行くと、

顔つきがちょっと変わってしまったものの、

思った以上に話せる弟がいた。

頭の傷や額のたんこぶ?はちょっと目立つが、穏やかに話す、弟がいた。

「高次脳機能障害で、わたしが受け容れられないくらいひどかったらどうしよう…」

って思ったけど、わたしが思ったほどひどくなかった。

その姿を見て安心して、

わたしは泣きながら弟に抱きついてしまった。

「心配したんだから…」

と。

弟に抱きついたなんて、幼い頃以来だったと思うな。



事故のこと、全く覚えていない弟。

「気付いたら数日が経ち、入院してた~」

「どこもおかしくないんだけどな~」

という弟。

「ちょっと、存在がよくわからないんだよね」

とかも言ってたな。

少しだけ、言語がおかしいのかもしれない。

土曜の深夜調べて出てきた何人かのブログに書いてある通りの様子だった。


月曜、また医者から話があるみたい。





弟は、社会復帰をしたがっててね。

「早く、働きたい」

って言ってた。

「早く、出たいんだここを」

と。

「出させてくれないから、医者にキレちゃった」

と。



わたしは、

「お願いだから、リハビリやっとくれ~」

と明るく何度も伝えたけれど。



そんな弟を見てね、

”人は、誰かの役に立ちたい生き物なんだな”

って、わたしは心から思った。

役割を持ったり、

責任を持つと、

その人の力を発揮したりするものね。

復帰、できるといいな…



甥っ子のそうくんも、大きくなっていた。

重たく、なってた。

そうくんのはしゃぐ姿に、癒された。

父が、楽しそうにそうくんと遊び、汗ばんでいるのがわたしはとってもうれしかった!

お父さん、幸せそうだった。





自宅引越しから始まり、

弟がこんなことになり、生きがいをなくして食欲がなくなり、歩けなくなり、感染症になり、祖母が入院した という母からの連絡。

いつも通りの楽しい名古屋での仕事に、

楽しかった、福島先生の講座のラスト。
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そして、

熊本の地震。

楽しく生き始めた東京の卒業生であり、アイアイ講座を完了したうちの7名のみなさんとわたしで、今後の夢について真剣なミーティングに、
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毎月ある、楽しい東京でのアイアイ講座。
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なんて長い、一週間だったんだろう…

いつも、楽しすぎてあっという間の毎日を送るわたしは、

曜日がわからなくなる。

明日の予定すら、前日に手帳見て把握しないといけないくらい、日々を楽しく生きているのだけど、

今週は遅すぎて、曜日がわからなかった。

いつぶりだ、こんなの…





日曜、母と祖母を見ていて、思うことがあった。

やっぱり母は、祖母に認めて欲しいんだろうな ってわたしは思えた。

わたしには ね。

確認は、してない。



わたしは、

幼き頃から、

「おばあは、おかあにありがとうって言わないな。

わたしには、いうのに」

と思っていたけれど、

やっぱり母は、実母であるおばあから、心からのありがとうがほしいんじゃないかなって、わたしは思うの。



母がおばあの病室を去り、

おばあに、

「おばあさ、死ぬ前までに(うちは、おばあの死の話を普通に明るくするのね、おじいが死んでから)、お願いだから、おかあに 今までありがとう って言ってあげてね」

って言ってみた。

けれどおばあは、その言葉を聞こえないふりをしたように見えた。


わたしも、

母も、

祖母も、

本当に素直じゃないわ。



何度か伝えると、

「あの人(母のこと)、大事なとき、きいとらんもん」

と祖母がつぶやいた。

母も、受け取れないのかもしれないなと思った。


めんどくさい、我が家の女たち。

わたしからもっともっと素直になろう

って、すごく思った。


素直がいい。

本音がいい。

家族なんだから、なおのことだ。





6月にわたしの愛するオズの魔法使い理論について、わたくしあつ~く語ります♡

そしてこちらは↓あさってです♡

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HahaCo Labo 母娘関係研究所 代表
加藤 なほ