・嫉妬に狂っていたわたしも好き。 | 加藤なほ 「"毒親育ち" からの人生改革」

加藤なほ 「"毒親育ち" からの人生改革」

毒親育ち、アダルトチルドレン、恋愛依存(DV)などの実体験を元に、"わたし" を生きる方法を伝えています。
▶︎セッション実績…2013年〜 5000件以上
▶︎メディア…NHK(クローズアップ現代+/あさイチ他)/朝日新聞/他多数。
▶︎著書「ワタシの母は毒親でした。」



お風呂でひと泣きしたら目がギラギラしてきた!!

すっきりしたーーーっ!!!!



こんばんは。

facebookから飛んで飛んで、知らない方のブログを読んでたところ、”嫉妬” について書いてあったんです。

その記事に共鳴してしまったのか、

数年前、嫉妬に狂いそうに(いや、狂ってた  w)なっていたときの自分とヒットしちゃった。

「そんなとき、あったな~…」
って。
 
その1分後くらいに、

「そのときの自分は、ダサくてカッコ悪いって思ってたけど、でもわたし、本当に必死だったよね」

って、自分を認めたら、涙があふれちゃった(*^^*)

「必死だったあのときのわたしが、わたしは本当に本当にだいすきだ」

って思ったら、

必死だったあのときの自分を抱きしめてあげたような気持ちもしたし、

そんな自分に、感動してしまった。




嫉妬って、いろいろある。

兄弟姉妹へ、親から子へ、子から親へ、

女から女へのもの、男から男へ、

恋愛感情にまつわるもの、

様々。

あんまりいいものじゃないなって思う。

すごくエネルギーを消耗してしまうし。

わたしは自分が嫉妬を持つと、ついつい、

”醜い”  ”ダサい”  ”かっこわりー”

と、自分を責めてしまっていた。


でも、嫉妬って、きっと誰しもが持つもの。

もつこと、わくこと、悪いことじゃない。

感情は、どんなものでも悪いものはない。





数年前の、このときの嫉妬という感情と、

このときのわたしはまだちゃんと向き合っていなかった。

だから、時折思い出させるかのように、この子はやってきてた。

「てめー、ちゃんと観ろや」
と言わんばかりに。


ちゃんと、観なかった。

観れなかったんだと思う。

そんときのわたしは、今よりもますます器がちっさかったし、今よりももっともっと中途半端だったし。


でも、観るべき時が来ていたのか、

そのとき感じていたその子(嫉妬)はどんどん膨らみ大きくなって、

その子が生まれて半年後くらいからはパワーを急速に上げ、

わたしはもう手に負えなくなった。

しんどすぎて、おうちのトイレでよく泣いてた。

「どっかいってよ、もう…」
って。

本当に、毎晩毎晩、泣いていた。

まるで、だいすきな映画、

ロードオブザリングのスメアゴルとゴラムの葛藤シーンみたいな感じだよ。

「お前、あっちいけ!俺の中から、出ていけ!」

って、スメアゴルが自分の中のゴラムに言うシーンね。

あれに似てる。

人の中にも、スメアゴルとゴラムがいるよねきっと。

天使と悪魔の二面性というか、

インナーチャイルドとインナーマザー ペアレンツというかさ。



その子を追い出す方法を、わたしはネットでモーレツに検索しては、試してたの。

嫉妬を手放す方法を。



心を平穏にしたかった…

嫉妬ではなく、愛を選べる自分でいたかった…

何でも受け容れられる自分でいたかった…

もう、苦しくて苦しくて、解放されたくて仕方なかった…


でも、

追い出そうとするってことは、気にしてるってことであり、執着している証。

だから、手放すのに時間がかかった。
   

観ることなく、追い出そうとしてたんだよね。

それに気づくまで、無視するわたしを逃すまいと、その子はわたしを覆い尽くした。

しんどかった。

とても。

自分を責めるからさ。





結局、その子とちゃんと向き合ったのは、いつだったかな。

嫉妬してしまうわたし、

愛を選べないわたし、

何でも受け容れられることはできないわたし、

もう、苦しくて苦しくて、解放されたくて仕方ないわたし

を受け容れた。
  

あき、らめた。

ま~無理だわ…と、クスッと悲しく笑った感じで。

手放した、瞬間だね。

嫉妬し尽くして疲れて、やりきって、諦めた。

手放す前には、一度執着しきる必要があると思う。

自分を受け容れるには、とことん責めまくると、上がるのが早いように。


ちょっと覚えてないけど、いつ頃かに↑の状態になったから、今はとてもおとなしい。
 

”おとなしい”

ってことは、まだいるということね笑


観たからか、安心してその子はとっても小さくなった。

とっても、とっても。

存在感を、強調する必要がなくなったもんね、わたし、まっすぐちゃんと、観たからさ。

悪魔みたいに真っ黒になってわたしを覆いつくしてたけれど、天使みたいな顔になったイメージだよ。



で、今もたまにひょっこり、

「ひひひ♡」
ってやってくる。

「まだいーるよー♡」
って。

小さくて、かわいい。

かわいくやってくる。
 

仲良くお付き合いしている感じ。

生きてりゃ、嫉妬というもんはつきものだよね。

仲良くできれば、いいのでは  と思う。

気づくというか、自覚して受け容れて、仲良くお付き合いする。





そんな、

小さくなったとはいえ、嫉妬という感情をもっているわたしが、わたしはだいすきです。(嫌いな時もあるけど基本すき)

嫉妬だけではなく、

感情に振り回されて、ときに泣いてぐしゃぐしゃになったりもする。

昔に比べたらそんなにおおきなぐしゃぐしゃでもないし、

昔に比べたらちょーかわいいサイズ。

そんな、ぐしゃぐしゃになる自分もすきです。
(嫌いな時もあるけど基本すき)

だって!

ネガティブの中には愛しかないって心こら体感しちゃったもん、先月NYにいく飛行機の中で。

 


たまに暗めな?深刻な?記事を書いたりすると、

「なほちゃん大丈夫?」
とか言われることもあるんだけど、

そんな深刻なわたしのことも、先月からますますわたしはだいすきで、

こんな丑三つ時前に何かに気づいたとき特に、そんな暗い?ネガティブ?深刻?なことを書きたくてうずうずしてしまう!


人間毎日ポジティブなんて無理。

そんなハイテンションさ、わたしは持ち合わせてない。

だから、

ノンスタ井上の  ”毎日ポジティブ”  が売れたりするんじゃないかな~って思うのです。
(じゃーまねがくれた、サロンの冷蔵庫の上に飾ってあるやつね♡)

そうありたいと、ポジティブでありたいと、

願う心を持つ人がいるってことでしょ?

ってことは、ポジティブばっかりではいられないってこと。


ポジティブばかりでありたいけど、ポジティブもネガティブもあって自分だもん。

山あり谷あり。

両方観る。

たまに観たくないときもあるけど…

でも、観ないと怖いんだもん。

無視すると、ものすごい勢力増して、わたしの目をこっちに向けさせる。

わたしの中のちびナホは、ときにとてつもなく恐ろしく、とてつもなく厳しいのです。

こういうところ母にそっくりなちびナホ。

無邪気な時は、4歳までのわたしのまんまで、かわいいんだけどなー。



なんだかオチがないけれど、1時台に寝るって決めたから、オヤスミナサイ。
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ナホ