・バリとモルディブと選択と | 加藤なほ 「"毒親育ち" からの人生改革」

加藤なほ 「"毒親育ち" からの人生改革」

毒親育ち、アダルトチルドレン、恋愛依存(DV)などの実体験を元に、"わたし" を生きる方法を伝えています。
▶︎セッション実績…2013年〜 5000件以上
▶︎メディア…NHK(クローズアップ現代+/あさイチ他)/朝日新聞/他多数。
▶︎著書「ワタシの母は毒親でした。」



連投ごめんなさいね。



だいすきな本田晃一さんことこーちゃんが、今日書いてた記事を読んで、

「地球ってこんなに静かなんだ!!!」

って、生まれて初めて思ったモルディブ旅行を思い出したから、書いてみるね。

懐かしいわたしの写真が出てくるけど、お付き合い願えますか^ ^
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若い。

このパレオ、ネットで1000円くらいだった!


あまりの気持ちよさに、テンションが上がりすぎた図。
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シュノーケル三昧してたんだけど、気持ちよすぎて!


夫も巻き込んで、セルフで撮った図w
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この次の年の年賀状は、こんな写真をたくさんのせてた気がする。



学生の頃から、

旅行に行くと、たんまりとってた写真。

1年半前のゴールドコースト旅行から、わたしは写真を撮るのをほぼほぼやめた。

というか、減らした?って感じ。


それは、

写真に気を取られて、

その場の空気とかを感じることを、わたしは全然していなかったことに気づいたから。


なんで写真をとるんだ?

って自分に聞いて、掘り下げてくと、

なんと、

”誰かに見せたいから”

が出てきた!

「なんだそれは!!」

ってなった 爆!

「自慢したいんかいな!」

と…


確かに、

「どこどこ行くの~♡」

と無意識にいいふらしてたわたしは、

自慢したかったんだろう  と振り返る… 汗

深層心理には、びっくりなものが隠れていたりする  大汗
 


自分に自信がなかった私は、


ってのと同じように、

”海外に行ってる私” はイケてる

と、doingで、条件付きで、自分の価値を決めてたんだろう…

そんなもんあろうがなかろうが、私の価値は変わらないのに。




しばらく、

自分が心に感じたことを、写真ではなく、五感で感じたいと思った。

だから、

スマホでちびっと写真を撮るだけ

を選択することにした。



モルディブのときの写真は、たくさんある。

写真があったらあったでいい。

こうして、時が経っても、

見ることでその時のことが蘇るから。


たくさん撮っても、

撮らずに目で心で味わっても、

どっちもいい。

どっちも選べるわたしでいたい。





2年半前、初めて行ったモルディブ。


初めてのアジア(アジアにはいるのかな?)、

初めての、憧れだった水上コテージ。


水上コテージに座ってると、クーラーをつけると室外機の音がするんだけど、

消すとめちゃくちゃ静かだった。


「地球って、こんなに静かなんだ!」
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ちゃぷちゃぷいう波の音にのみ包まれる空間は、感動的でもあったけれど、

少し、恐怖さえ感じた。

あまりに静かすぎて、地球にひとりぼっち  というの感覚さえわいてきたからだ。



でも、そのあまりに静かな、人工的な音がない空間は、

とても感動的で、

静かに身を置き、耳をすまし、ただただ座っていると、

涙がつーって流れた。

じーんと、心が震えた。



その頃、

法律事務所で働いていて、

母とは絶縁してて、

悩みもかなりあったときだったけれど、

「せわしなく働いて、

小さなことに悩んで、

恵まれた国に生まれたのに、

わたしは何してるのかな…

ちっさいな、自分…」

と、考えさせられた。
 

うまくいかない日々を送ってた私は、

自然に囲まれると、そんな気持ちに良くなってた。

自然と比べたら、わたしはちっせーな  と。


わたしは、

何かしら、少しの感動や少しの幸せを感じることで、

うまくいかない日々を帳消しにし、

またうまくいかない日々を過ごし、

またどこかでうまくいかない日々を帳消しする…

そんなことをしていたように思う。

毎日を、穏やかな幸せを感じながら、生きたかったんだろうけど、

その頃はできなかった。





あの、モルディブで感じた地球の静寂は、

いま、書いてても思い出して泣きそうなくらいに、

わたしには感動的だった。

ヤドカリの赤ちゃんが、よちよち浜辺をあるくのをただただ愛おしく観察したり、

ただぷかぷか海にうかんで、海に身を任せたり、

頭空っぽで魚を観察して、目があってはおしゃべりした気分になって、

夕日を見ては、感動して、

ゴミでも落ちていたら、泳いで拾いに行って、

白骨化したサンゴに胸を痛め、温暖化について真剣に考えたり…






ちっぽけでびびりなわたしは、

英語も話せないし、

勇気もない。

ほんと、勇気ないわわたし!!

優しくしてくれる、バリの人と話したいけど、話せない。

ジェスチャーでなんとかなるかもしれないけれど…


もうちょっと、この人生において、勇気を持って生きていきたい

そんなことを思った、バリでの朝。


バリのスミニャックってとこは、モルディブとは違ってわりとやかましい感じです(笑)

海が見えるホテルではないんだけど、やっぱりわたしは、海が好きかも^ ^

海っ子だからかな~。



他人が存在する事で自分に気づくように、

海外に行くことで、日本の良さに気づく。

うむ、うっかり水道水で歯磨きしそうになる。

日本は、素晴らしい国だ。


当たり前

は、小さな感謝を見失う。

けれど、

当たり前

は、劣等感をなくしてもくれる。

すべてのことは、表と裏、二面、もっている。

一方にフォーカスすると、片方が見えなくなるが、両方見ると、選べる。



最近、

当たり前

のメリットとデメリットを考える。

誰かと語り合いたいネタである。



そんな、

こーちゃんからの、

モルディブからの、

選択

の話でした^ ^



ホテルのコーヒーおいしかった♡

幸せ♡

部屋戻って、夫が戻るまで仕事しよ♡

↑結局仕事するらしいw

ま、わたしらしいわそれも。

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ボーダーが似合いませんw



みなさまもステキな週末を^ ^

読んでくれてありがとう。



なほ