書き出すということ | 加藤なほ 「"毒親育ち" からの人生改革」

加藤なほ 「"毒親育ち" からの人生改革」

毒親育ち、アダルトチルドレン、恋愛依存(DV)などの実体験を元に、"わたし" を生きる方法を伝えています。
▶︎セッション実績…2013年〜 5000件以上
▶︎メディア…NHK(クローズアップ現代+/あさイチ他)/朝日新聞/他多数。
▶︎著書「ワタシの母は毒親でした。」

こんにちは、nanaです。

 

 


今日もきてくれてありがとうございます。

 

 


今日は所用で京都に向かっています。



《この記事の続き》

もう少し、ふり返り記事を書きたいのですが、
今日は別のことを書かせてください。



 

 


2週間くらい前かなぁ?
「自分の過去をふりかえってみよう」
と思い立ったんです。

 

 


この時思いつめていて、
「もう手立てがないよ!どうしたらいいの!?」
って思っていたの。



それで、
「今までの自分をちゃんと、ちゃんと、ふりかえってみたら、ヒントがでるかな」
と思ったんです。

 



それで、新しく買った手帳に書き出してみました。



お題は、
”記憶に印象深く残っていること”



・・・



暗いですね。



これがですね、書きだしたら出るわ出るわで、すごかったです。
お見せしますね。



幼少期~小学校まででこれだけです。

写真 3






















わ~たくさん。

 

 


買ったばっかりのフリクション、だいぶ減りました(笑)



あ、シャーペンより右は違う内容なので、
シャーペンより左にぎっしり書かれているものが、
小学校を卒業するまでの、理不尽な思い出です。



こっちは中学校からその後です。

 

 


同じくシャーペンより左側になります。


写真 1























社会人になってからのものは、あまりに多すぎて書ききれませんでした。


写真 2






















手も痛くて、書くのもおっくうになってきたので、空欄がちょこちょこ。



書いてあるのは、主に、母親にされたことや自分が考えていたことです。

 

 


一部紹介すると、


 ・年中のとき、母親に、
  「○○ちゃんは早生まれで頭が悪いから遊ぶな」と言われた
とか、


 ・○○だと約束したのに、忘れられていた
とか、


 ・読書感想文は母親が小3まで書いてて、毎年賞をもらった。
  先生は親が書いたってわかるはずなのに、どうして賞をとらせたんだろう
とか、

 

他にもたくさんたくさん。ここに書けないようなこともたくさん。

あ、今こうして書いてて、また思い出してきました(笑)


そのくらいたくさんの出来事がありました。



こうしてみると、ちゃ~んと自分は嫌なことを覚えているんだなぁということ。

 

 


そして、いかに理不尽な家庭だったのか、本当によくわかりました。

 

 


いつか親になったらこういうことは絶対しない! という誓いにもなりました。



みなさんもやってみたらどうですか?





と言いたいところだけれど・・・、



途中からとっても苦しかったです。



「私、かわいそう・・・」
と、自分のことを悲劇のヒロインみたいに思えてきて…



最後らへんは、なんだかもう、号泣したい気分になってしまってましたた。

 

 


カフェで黙々と書いてたので、泣くわけにもいかなかったんですけどネ^^;



「私は絶対に違う。
こんなこと絶対しない。
私、苦しんだけれど、その分優しい人間になったもん。
私、がんばって生きてきたもんっ」

と、自分で自分を励まし、心をもち直して帰りました。

 

 


おうちのお風呂で一人で泣けばいいや って思って。





でも、おうちついたら涙は出ませんでした。

 

 


旦那さんの顔見たら、吹っ飛びました。

 

 


どうでもよくなっちゃった(笑)



今では
「なんでいい思い出も書かなかったんだろ??」
と不思議に思っています。



いい思い出がなかったからかな?

 

 


それとも、理不尽な思いの方が強すぎて、出てこなかったのかな。



う~ん、今思い出しても、心から幸せな出来事ってないかも。

 

 


旅行は楽しかったなぁ くらいかな・・・








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