弟と彼女と私と彼と | 加藤なほ 「"毒親育ち" からの人生改革」

加藤なほ 「"毒親育ち" からの人生改革」

毒親育ち、アダルトチルドレン、恋愛依存(DV)などの実体験を元に、"わたし" を生きる方法を伝えています。
▶︎セッション実績…2013年〜 5000件以上
▶︎メディア…NHK(クローズアップ現代+/あさイチ他)/朝日新聞/他多数。
▶︎著書「ワタシの母は毒親でした。」

 
 
 
 
今日は過去を振り返りながら
《この記事の続き》を書いていきます。
 
 
 
 
 
 
弟に新しい彼女ができてから数カ月後、私は旦那さんと出会いました。
 
 

その後スクールにも通うようになり、いろんなことを学び、
これまでの生きづらさの原因がようやくわかり、腑に落ちた頃のこと。
 
 

弟と話しづらくなって1年半ほどたった頃のことです。



あいかわらず、毒母や祖母は、弟や私に、

「●●(弟)の彼女は、前の子の方がよかった。
 前の子と結婚してほしかったのに」

と言い続けており、可哀そうだなぁと思った私は、

「弟と彼女と、私と彼(旦那さん)と4人でご飯を食べよう」
 
と、弟たちを誘いました。



毒母や祖母があんな風では、いざ結婚しても、
毒について理解していない弟では彼女を守りきれるか心配だったし、
彼女を守れるのは私しかいないと思ったから。
 
 

それに、弟は「結婚するならあいつ」と言っていたので、
弟が近い将来彼女をトントンと結婚するためにも、
私は彼女を仲良くする必要があると思ったのです。



毒母に似て、外っ面がいい弟なので、楽しい飲みの席になりました。
 
 

彼女は明るく元気でいい子ですが、
毒母が好みそうな相手ではないなってことが分かりました。
 
 

毒母は、従順で、立ててくれて、派手ではない子が好きなので…



「4人で●●(弟)ちゃんちに行きたいです^^」
をうれしそうに話していた彼女でしたが、

その後、4人で会うことはないまま、この1年半後、
2011年の2月
弟に「家出るわ」と告げ、私は実家を飛び出ることになったのです。
 


 

 

《絶縁していた弟との再会》に続きます。