母からの念押しメールに、弟からのメール | 加藤なほ 「"毒親育ち" からの人生改革」

加藤なほ 「"毒親育ち" からの人生改革」

毒親育ち、アダルトチルドレン、恋愛依存(DV)などの実体験を元に、"わたし" を生きる方法を伝えています。
▶︎セッション実績…2013年〜 5000件以上
▶︎メディア…NHK(クローズアップ現代+/あさイチ他)/朝日新聞/他多数。
▶︎著書「ワタシの母は毒親でした。」



《父からのメールのことを彼に話したけど》

 

昨日の夜、母親からメールがあった。

 



今日、実家に行ってもいいかと、4日ほど前に連絡をしていたので、

念のためにメールしてきたのだろう。



「絶対にくるな」といいたくて。

 



父親からの返事だけでは不安になってメールしてきたんだろう。

 



当の私は、父の返事を見て、

実家に行く予定もなく、のんびりしていたが。



メールの内容は、こんな感じ。



「2月に勝手に出て行ったのはあなたです。

もう墓参りもお花の贈り物もいりません!

長々と親への文句をメールで何度も送ってきて、

今日も来ないでください!」




文句のメール というのは、面と向かっての対決後に、

私が何度も送った対決メールのことです。



 

こんな感じだったかな。



メールを開きたくないので、ざっくりと覚えている限りだけど・・・



「出て行けー!

お前なんて絶縁だ!

いなかったと思ってこれから生きていく!

こんなことになってお前はなんて恥ずかしいんだ!」



といっていたのはあの人なのにね。



出て行くとは思わなかったからいえたんだろう。



いつもそう。

 



出て行くと思っていないから好き勝手暴言を私に吐き続けた母。



対決しても、毒親ってきっとこうなんだと思う。



反省すらしないし、自分を振り返ることもなく、

自分がいつも正しいと思っている。

 



周りの人が、

「もうなほちゃんの自由にさせてあげなよ」

といった言葉や、

「子どもは親の言うとおりにならないからね」

「母親なんだから帰ってくる場所をつくっておいてあげないと」

というような言葉をかけてもムダ。

 



その場では、

「そうね」

と、お決まりの世間体を意識した言葉を返しているのだろうが、

心の中では違う。

 



「お前たちに私の子どもに対する思いがわかってたまるか」

という思いでいっぱい。



いまや、彼が気に入らないとかそういう問題ではないようだ。



裏切った私への憎しみでいっぱいなんだと、メールをみて感じた。



どれだけ支配したいんだろう。



もはや、父、母、弟、祖母、みな信用できない。



バラバラの家族だ。

 



小さいころから、

「頼りになるのは家族だけなんだから」

といわれて育ったが、困ったときに向き合ってくれた人は誰もいなかった。



みんなが自分のことしか考えていない。




父は、婿養子で帰るところがないから、母に強くいえない。

 



定年後、波風立てない生活をしたいから、荒らしたくない。



母は、自分の思い通りに子どもたちを行動させることしか考えていない。

 



また、父とは仲良くないため、祖母に長生きしてほしくてぴったりくっついている。



弟は、血の気が多く、「てめぇ筋とおせや!」とメールで言ってきた。



何も知らないくせに、母親のことをかばっている。



祖母は、母と私の間で八方美人。

 



何を考えているのかまったくわからない。



はぁ、どんな家族だ。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
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この記事は2011年に書いたものですが、

その後、弟は自身の結婚を目前に、自分の親の異常さにようやく気づき、わたしに連絡をしてきました。


▼2012年の記事
絶縁していた弟との再会

 

もともととても仲のいい姉弟だったので、また仲良くなれたのはうれしかったですsmile

 

そのさらに数年後、弟は生死をさまよう事故に遭うんだけど、生きてて本当に良かった!

 

2022年 年末の加藤なほより