《この記事に書いた、負のスパイラル》に気づいたとき、
だんなさんに、
「私はあなたに対して怒ることはめったにないの。
あなたに対して怒るときはたいていその場で言ってる。
でも、あなたが、私が怒っていると感じるときっていうのはね、
自分のことで悩んでいる時なの。
だから勘違いしないでね。
そういう時は、いつも通り明るいあなたでいてくれていいし、
私が何か悩んでいる内容を言ったら、『そうだったんだね』って共感してくれたらうれしいよ」
っていいました。
それは、《人生で初めて行った心療内科》の帰りのこと。
だんなさんは↑の私の言葉をちゃんと覚えていてくれたみたいで、
心療内科帰りの、ちょっとテンションが落ちた電話口での私の声を聞いて、
私が「何か悩んでるからテンションが低い」と理解できたようでした。
いつもテンションが低い私を見ると、私が怒っていると勘違いして毎回ぶすっとしていただんなさんが、
いつも通りのテンションで、ビールを飲んで、とっても元気だった。
あとで酔っ払った彼が話してくれたんだけど、
「この前怒ってないって言われたから、俺も頑張って普通にしてみたんだよぉ」
と。
・・・うれしいなぁ、もう。
とはいっても、この日、心療内科に行くとはもちろん言っておらず、
「久しぶりにカウンセリングいってくるー!」
元気よく朝いっただけ。
彼が、カウンセリングをスクールととったのか、前言ってたカウンセリングととったのか、
私には不明だったけど、だんなさんは深く考えないタイプだから、
「わかったー」
と言っただけだったんだけどね。
だって、心療内科に行く嫁なんて言ったらさすがにだんなさんドン引きかなと思って言えなかった。
嫁が心療内科に行ってるなんて周りに知られたくないだろうし、
そんな精神弱い嫁なんて嫌われちゃう って思って言えなかった。
彼を見ていれば、愛されているんだろうな って分かる。
笑ってくれるし、優しいし、彼なりの気遣いもしてくれてる。
彼なりの愛情が、彼の行動を見ていれば、ちゃんと分かる。
ちゃんと愛されてる
と、思う。
嫌われるようなことはしてないと思う。
でも、
でも、
否定ばかりされて育った私は、愛され下手なのか、基本的な自信がないのか、
満足しきれてないんだと思う。
受け取るのも下手なんだろうなぁ、私・・・
・
・
・
「うん、とても下手だね…
自分を愛せるようになれば、受け取ることができるようになるよ
(逆でもいいと思うけど)」
と冷静に突っ込んでしまうのは、変われたわたしだからだと思うけれど。
2019年に書いた
”成果を出す人” の共通点。
に書いてある、”愛され上手” の部分を読んでもらいたいな
この記事は
2012年に書いたものですが、9年後の2021年にはこんな記事を書けるあなたになっているよ
▼2021年の記事
「未来のあなたたちは、夫婦で会社を立ち上げて、一緒に事業をしているよ」なんて知ったら、このときのわたしはびっくりするだろうな
2022年 年末の加藤なほより