ぬくぬく育った人にはわからないだろう気持ち。 | 加藤なほ 「"毒親育ち" からの人生改革」

加藤なほ 「"毒親育ち" からの人生改革」

毒親育ち、アダルトチルドレン、恋愛依存(DV)などの実体験を元に、"わたし" を生きる方法を伝えています。
▶︎セッション実績…2013年〜 5000件以上
▶︎メディア…NHK(クローズアップ現代+/あさイチ他)/朝日新聞/他多数。
▶︎著書「ワタシの母は毒親でした。」

 

わたしは

毒母である毒親に悩み、

<このような思い>

2011年9月、このブログをはじめました。

 

 

 

 

 

 

 

 

私を変えようとする人を、私は好まない。



カウンセリングを勉強して、
少し話せば、「あ、この人、私を変えようとしてる」ってすぐわかるようになった。

 

 


きっと、その人自身も、私を「変えよう」だなんて意識してないんだと思う。

 

 


でも、その人が無意識に、私を変えようとしているかどうかなんて、話せばすぐわかる。

 



担任だった恩師もそうだと思う。

 

 


私は「もう母のことはいい」と言ったのに、
当人である私よりも熱くなっていたように私には見受けられたし、
「このままではいけないよ」
という言葉をやたら言っていた。



「何がともあれ忘れちゃいけないのは、『血は同じ』ってことだよ」
とも言ってたっけ。

 



母に電話して説得もしてた。

 

 


つまり、母のことも変えようとしてたんだろうなぁ。



私が学んできた心理学では、人は変えようとしてはいけない。

 

 


その人のありのままを受け止めることが、カウンセラーが忘れてはいけない点だ。



ありのままの私を受け入れてくれる人と話していると、本当に心地いい。

 

 


「いいんだよ、今はそのままで」
って言ってくれる仲間たち。

 

 


みんなの存在が、本当にありがたい。



でも、
「いいの?それで・・・親なのに、育ててもらったのに?」
とか、
「いつか分かってもらえる日が来るよ」
とか、私の気持ちなんて、私みたいな親を持った人の気持ちなんて、
何も知らないのに、ずかずか平気で言ってくる人がいる。

 

 


嫌いだ。

 

 


そもそも私は、親に「分かってもらおう」だなんて思ってない。

 

 


分かってくれるような親じゃないって、もうとっくに自分の中に落とし込んでるよ。



難しいね。

 

 


「ぬくぬくと」 と言っては失礼か・・・、
「健康な心を持つ親」に育てられた人には絶対にわからないよね。

 

 


毒親持ちの人の気持ち・・・




育ててもらったことに感謝してないわけじゃない。

 

 


衣食住は満足だったって思ってる。



でも、もっと、もっと、健康な心で育ててほしかった。

 

 


もっと、のびのびと育ちたかった。

 

 


自分を解放することを、もっと早く知りたかった。



「いい子」は絶対壊れちゃうよ、どこかで。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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恩師の件に関して、
おいおいおい…それ、壮大な勘違いだけど!」

と、今だからこそツッコミどころ満載の記事です 笑

 

でも、この頃のわたしがいて、今のわたしがいるし、

後々、この記事に書いていた自分の解釈が間違ってた と分かることがたくさんあるわけだからねsmile

 

▼2018年の記事

6年前の自分にツッコんでみたものの・・・

 

2022年 年末の加藤なほより