わたしは
毒母である毒親に悩み、
2011年9月、このブログをはじめました。
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DVから逃げるのは本当に大変だった・・・
書き出せばきりがないけれど、今すぐ思い出せることを書こうと思います。
家に帰ると、玄関で包丁持って座って待ってられたこともあった。
私の大切なものたちをたくさん壊されたし、
いつもどこにいってたのか確認された。
会えない日の電話は、朝方の5時頃まで続く・・・
電話口で怒鳴り、わめく・・・
電話に出なかったり、電源を切ったり、線ごと切ったりすれば、
すぐ一人暮らしの私の家までやってきてはどなり散らす・・・
内鍵をしめたって、ドンドン叩いて怒鳴るから、近所迷惑になるため、
結局合鍵で入らせてしまっていた。
レイプまがいなこともされたし、
その後の姿を写真に撮られ、笑われたこともあった。
髪を引っ張られ、水をはった浴槽に顔を何度もおしつけこともあったし、
素っ裸にされて、玄関で土下座させられたこともあった・・・
言葉の暴力、メールでの言葉の暴力は日常茶飯事で、
あまりの言葉のひどさに驚くほどだった。
肉便器とか、性欲処理とか、そういうことはしょっちゅう言われた。
友達ともおちおち会ってられなかったし、いつも神経をつかっていてびくびくしてた。
・・・孤独だった。
完全に、DVという共依存のスパイラルに陥っていて、
「私がいないとこの人はだめなんだ・・・」
って思いこんでた。
・・・DVは増えているというけど、
もしかしたら、このブログを見てくれてる人の中にも悩んでる人がいるのかな。
当時の私みたいに、ネットでいろいろ探して、助けを求めようとするけど、
でも相手から何かされそうで、助けを求められずにいるのかな。
周りから別れろって言われても、なかなか別れられずに困っているのかな。
離れたいけど、離れられないから、悩んでいるし、つらいんだよね・・・
本当は、周りに助けを求めないといけないのに。
私もそうでした。
それに、母がわたしがDVを受けていたことを話しても、
毎日無理矢理性行為をされていたことを話しても
信じてくれなかったし最悪でした・・・
この関係はなんだかおかしい ってわかるんだけど、なぜか離れられない・・・
それが共依存の怖いところ・・・
自分で気付くまで、自分で覚悟を決めるまで、DVからは抜け出せない・・・
親子の共依存もそう・・・
私も実家を出ること、絶縁することが、怖くて怖くてたまらなかったもの。
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この記事は2011年に書いたものですが、わたしはDV彼氏に感謝しかなく…
(これ、すっごくびっくりされるんだけどね笑)
DVによる心の傷は、割と早く癒えて、
「彼が苦しんでいないといいな
誰かを苦しめていないといいな
(それによって苦しんでいないといいな)」
とずっとずっと素直に思っています。
DVの渦中にいると、すごくしんどいのですが、
わたしはDVという共依存から抜け出してすぐ、共依存の仕組みを理解でき納得できたから、こんな気持ちになれていたのだと思います
▼2016年の記事
わたしはDVよりも、親とのことの方が、心を癒すことにかなり時間を要しました汗
2022年 年末の加藤なほより