今だから分かるけれど、幼児は自慰まがいなことをすることがあるそうです。
保育士の友人も言っていました。
その友人曰く、そこで親がどう接するかで、今後が大きく変わるそうです。
でも、きっと、私はうまく接してもらえなかったんでしょうね。
頭ごなしに怒られた記憶があります。
「何やってんの!!」
って。
「あんたは悪い子だ!!」
って。
だから、小さい頃から、「私は悪い子」だと思っていました。
だから、小さい頃から、「私は汚いもの」「私は汚れているもの」って思っていました。
小さい頃からそう思っていたから、
《学校の先生から性的な嫌がらせ》を受けても、飲み込んでしまっていたのかな?
性に関して、
「嫌だ」と言えず、
いえ、拒否すると受け容れてもらえない とか 嫌われる とすら思ってしまい、何でも受け容れてしまっていたのかもしれません。
これらのネガティブな思い込みはとても根深く、わたしの中にあるように思います。
ことあるごとに、
「あんたはだらしない」
「汚い」
「しみったれ」
と祖母からも言われて育ったし・・・
我が家では悪いこと(といっても、母親基準・祖母基準の「悪いこと」です)をすると、
庭にある物置に閉じ込められるか、車で10分の山奥にある小屋に閉じ込められるかというお仕置きがありました。
山奥の小屋は、子どもの私にとっては極刑に近い恐ろしさがありました。
真っ暗で何も見えなくて、蛇とか出てきそうだから・・・
両方とも、外からカギをかけられるため、中から出れません。
庭の物置はまだいいものです。
電気のスイッチには手が届かないから暗いけれど、
おじいちゃんが帰ってくるのを待っていて、中から叫べばおじいちゃんが出してくれたから。
山奥は本当に何も見えないから怖かった。
泣いて叫んで、ごめんなさいをひたすら言う。
でも、どうして悪いのかを言わずに叱られるため、ごめんなさいを言っていても、
どうして悪いのかを学ぶことはできなかった。
子ども心に、
「理由はわからないけど、これはだめなんだ」
ということだけ理解し、とにかく謝らなきゃいけない という思いに駆られていただけ・・・
これが正しいしつけだったとは思いません。
どうしていけないのか理由を教えなければ何も学ばないし、わからない。
思い起こせば、私は世間でいう悪いことはしていなかったから、
母の気に食わないことをすると、怒られていたような気がします。
理不尽なことで怒らてばかりだったように思います。
こんなこともありました。
「クリスマス会で、自分が当たったプレゼントを、友達と交換したよ」
っていう話をしたときのこと。
母は、
「あんたが強引に『交換してよ!』って言って、無理やり変えたんでしょ!
あんたはいつもそうやってわがままいって!
今から頭下げに行くからね!!」
と言いました。
私は、友達が了承してくれたからこそ交換しただけであって、
強引に交換なんてしていないのに、何を言っても信じてもらえず、
娘が悪いと思い込んだ母に連れられて、友達のうちに謝りに行きました。
当然、友達も友達のお母さんも「え?なんのこと?」って顔をしており、
「うちの子がいいって言ったんだし、何も気にされなくても・・・」
と言われました。
母の思い込みは本当に激しく、娘の私の言葉を受け止めてくれることはありませんでした。
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あなたはどんな言葉をよく言われましたか?
何か悪いことが起きたとき、頭の中で鳴っている言葉は、元々誰に言われたものですか?
わたしがよく母に言われた言葉にはこんなものも↓
▼2016年の記事
特に「悪い子」という言葉により形成されたわたしの思い込みは、
アラフォーになった今もなお、根深く残っているのをふとしたときに感じます。
2022年 年末の加藤なほより