これまでお会いしてきた方がお話されたことや

実際の様子などを振り返ってみると

 

 

・今すぐ問題をどうにかしたい

 

・短期間でよくなりたい

 

・自分と向き合い続けることにおもしろみを感じられない

 

 

こんなふうに思ってる方が多いのかな?

と感じてきました。

 

 

 

わたし自身は、「自分のことを深く知りたい」

というところからスタートだったので

最後の部分は当てはまらなかったですが

 

 

それでも、毎日彼とバチバチ喧嘩して

会社の同僚や他人の言動にすぐイライラしたり、

嫌われた?避けられてる?とネガティブ反応を繰り返し

とても苦しかったので、今すぐどうにかしたい

短期間でよくなりたい気持ちは強かったです。

 

 

辛くて、苦しい状況から救われたい。

 

これは自然な感情ですよね。。えー

 

 

でも、愛着障害の生きづらい症状や

彼への執着、彼の言動に感情が左右される

不安定な恋愛は、数カ月など

短期間で解決することはできず

 

 

カウンセリングを使って

長期的な視点で、根気よく自分と向き合うことが求められることを

しっかり理解して頂きたい気持ちでいます。

 

 

何回かに分けて、その理由をお伝えし

 

 

「これからわたしはどうしたい?どうする?」

 

 

ご自身について考える

きっかけとなれたら嬉しいです。ニコニコ

 

 

 

  短期間で克服できないのは問題の根が深いから?

 

 

 

短期間で克服できない、その理由に

「問題の根が深いから」

が理由に挙げられることが多く

このようなことをネットの記事で読んだことがあるかも知れません。

 

 

確かにそうなんですが、本当は

 

 

愛着障害や恋愛依存の問題を抱えている方は

こころの感度が低いというか

こころの筋肉がついていないため

自分に意識を向けることが難しい。

 

 

自分の話ができない。=自分について考えられない。

 

 

という共通点があり

 

 

時間を掛けて、こころの感度を高める

こころの筋肉をつけていくことで

自分に意識を向けられるようにする必要があるからです。

 

 

 

これがどういうことなのか

なかなか説明が難しいんですが、

頑張ってお話してみますね!アップうさぎ

 

 

 

まず、愛着障害や恋愛依存の問題を解決するには

自分のことを人に話すことで

自分がどんな気持ちになっているのか探したり

自分について考えることが大切になります。

これができて、自分と向き合う。です。

 

 

でも、いざカウンセリングを始めても

特に初期の段階は、自分の話ができないことが多いです。

 

 

例えば、自分の話ではなく

彼や夫、人がどうこうの話が中心になってしまう。

 

 

彼にとって私は大切じゃないんです。

 

私が悪いからうまくいかないんです。

 

 

こんなふうに思考を働かせる話し方をして

自分の感情がでてこなかったりと

話の中に自分がどこにもいない。

 

 

このような状態がほとんどです。

 

 

その中で自分と向き合うことがスタートし、

カウンセラーとの関係に慣れていったり

わたしの場合は心理教育といって

こころの回復に必要な知識を身につけていく中で

少しずつ、自分に触れるというか

 

自分の話ができるようになる。

 

自分の感情がでてくるようになる。

 

 

話の中に自分がのるようになる。

 

 

このような変化があります。

 

 

もしも、カウンセリングを短期間でやめた場合

 

やっと、自分のこころが開き始めた。

 

やっと、カウンセラーに

自分の話ができはじめた。

 

 

「彼は、わたしのことなんてどうでもいいんだと思います。」

 

「会社にいるA子は絶対にわたしのこと嫌いなんだと思います。」

 

 

こんなふうに頭で考えた、思考で話すのではなく

 

「彼にかまってもらえなくて寂しい。彼にもっと愛されたい」

 

「会社にいる子の態度で、わたしはすごく傷ついている」

 

 

こういうふうに、自分の感情や想いを

話せるようになってきた時点で終了となってしまいます。

 

 

そうすると、自分と向き合う準備の段階で終結という

中途半端な終わり方になり

ほとんど実を結ばず

「失敗した...」と、ただ挫折体験を増やすだけで終わってしまうことにもなり

 

 

何よりも自分と向き合った時間が

水の泡になってしまう。

こんなことが起こってしまうんです。

 

 

自分と向き合う、特にカウンセリングは

中盤以降からが本当のはじまりで

 

 

短期間でどうにかしたい。

 

は、残念ながら難しいこと。

 

 

ある程度粘り強さ、根気よく続けること

 

 

というか、自分と向き合うことは一生ものだと考えて頂き

 

自分に無理をさせず、正しい方向で

時に緩く、でも自分を甘やかさない厳しさをもつ。

 

 

こういったことが大事になると

あらためて理解して頂けると嬉しいです。ニコニコ

 

 

 

  なぜこころの感度を高めたり筋肉が必用なの?

 

 

 

愛着障害を抱えた方

それが原因の恋愛依存に苦しんでいる方には

 

 

自分の感情がわからず

自分がどうしたいのかわからない。

 

ネガティブな感情を感じたくない

失敗したくない

傷つきたくない

 

このような防衛感情が働いてしまうため

向き合えること

自分について考えられることに制限があります。

 

 

まだ、自分に意識を向けること

自分について考えることに慣れていないうちに

いきなり問題の核となる部分には触れられない。

 

 

恋愛依存でいえば、

どうして幸せを感じられない相手と一緒にいるのか。

その恋愛に何を求めているのか。

こういった本質的なことです。

 

 

愛着障害や恋愛依存を克服するのに大事なのは

 

自分というものを取り戻すことや

問題の本質と向き合うことですが

 

 

こころの感度が低かったり

それに向き合うだけの筋肉=こころのエネルギーがないと

なかなか難しい。

 

 

このため、こころの感度を少しずつ上げ

 

自分が何を感じているのか

本当はどうしたいのか

ちゃんと自分で気づけるように調整していく。

 

 

こころの筋肉=エネルギーをつけ、

向き合っても大丈夫なことを

少しずつ増やしていく。

 

 

ネガティブな感情を感じたくない

失敗したくない

傷つきたくない

 

 

に、折り合いをつけられるようにしていくことで、

バランスを取り

こころに穏やかさが戻り

本来の自分が再生されていく。

 

 

カウンセリングでこころを変えることに

こんなイメージを私は持っていますが

 

 

そのプロセスには

頭ではわかっていても

こころが追い付かない。

 

 

こんな葛藤があるため

一人でそれを乗り越えることはできません。

 

 

 

 

短期間で克服したい。

 

早くよくなりたい、大丈夫なようになりたい。

 

 

辛く、苦しい時こそ

切羽詰まってしまうし

焦りが出てしまいますよね。ショボーン

気持ちはとても理解できます。

 

 

でも、早く、短期間で

 

 

という言葉をつかうたびに

もしかしたらあなたは無意識に

自分を傷つけているかも知れませんよ。

 

 

愛着障害や恋愛依存、あなたが抱える問題は

 

 

早く、短期間でどうにかできるほど

簡単なことではないはずで

 

(そもそも問題の根が深いから

すぐ解決できなくて当たり前)

 

簡単なことという扱いをしてはいけないんですね。

 

 

簡単に片づけられないものだからこそ

 

あなたは辛い気持ちでいる。

 

こころの中で譲れない何かを

 

ギュっと握りしめていて

 

それを手放せないから、苦しい。

 

 

だからこそ、あなたのいまの状況や

抱えている問題は

 

 

「簡単に片づけられないほど、

あなたにとっては大切なこと」として

 

まずは現状を受け入れ

 

今感じていることすべてを

 

受容することからスタートです。

 

自分にとっては大切なこととして

現状を受け入れることが

 

あなた自身を大切に扱うことに繋がっていきます。

 

今日から少しずつ、「ゆっくり根気よく」をはじめてみましょうね。ニコニコ

 

そして、あなたがもつ

 

 

「譲れない何か」を、いつか聴かせてくださいね。

 

 

 

 

 

自分らしさを取り戻し

毎日を笑顔で過ごしていきたいあなたへ

 

 

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