あの時、ああ言えば良かった。

どうして言えなかったんだろう。
自分、情けないな。
 
 
後から振り返ってこんなふうに感じ
落ち込んでしまうことはありませんか。
 
 
例えば
 
 
本当は、断りたかったのに断れなかったこと。
 
 
自分の想いや考えを表現できないまま
謝ったり、折れてしまったこと。
それによる、相手に負けたような嫌な感覚。
 
 
 
あとから振り返ってこんな風に感じてしまうと
自信をなくしてしまいますよね。
 
 
 
私自身もしょっちゅう
あとから、こう言えば良かった
あんなふうに言わなければよかった。
 
 
と思うことがありました。
 
 
例えば、会社に出社してたころ
頑張ってお弁当を作った時に限って
一緒にご飯行きませんかと先輩から誘われた時
 
「すみません、お昼持ってきてるんです」
 
が言えず
 
 
「いいですね!行きましょう」
と裏腹に、笑顔で返してしまう。
 
 
一緒にご飯を食べに行ったはいいけど
あまり会話が弾まなくて
疲れただけで終わり
 
 
一生懸命作ったお弁当も
傷んじゃって、帰宅後、捨てるしかなかった。
 
 
食費が無駄になった...
自分は何をやってるんだろ
 
 
どうして、自分の思ってる通りに
行動できないんだろうと
そんな自分が嫌に感じることが
たくさんありました。
 
 
 
こういったちょっとしたことでも
私たちは左右されやすく
どうも、気持ちがだだ下がり。
 
 
 
そして、だんだん不機嫌になり
彼や夫、家族など
大切な人との時間を楽しめなくなる。
自分自身もイライラして辛いです。
 
 
 
でも、自分の言動をあとから振り返って
 
「あの時はあの選択で良かった」
 
「あの時はあの反応しかできなかった」
 
と納得して自分の行動を肯定できたら
 
嫌な感情を引きずらず
日常生活を快適に
過ごせるようになるし
機嫌よくいられますよね。ニコニコ
 
 
 
 
 
 
こんなとき、わたし自身も普段から実践し
カウンセリングでもクライアントさんには
口すっぱくお伝えしていることがあります。
 
 
それは
 
 
自分の行動の裏側にある背景や
自分なりの想いを汲み取って
理解してあげること
 
 
です。
 
 
 
例えば、私のカウンセリングだと
 
 
自分のことを抑えてしまい
思っていることや
こうしてほしいを
なかなか人に言えない
 
 
我慢体質の女性のお話を
聞くことが多いんですが
 
 
 
自己主張、
自分の思いを伝えることだけが
必ずしもいいこと、正解
ではないと私は思っています。
 
 
 
グっと自分を抑え、
言いたいことが言えなかった。
 
本当は、断りたかったのに、断れなかった。
 
 
でも、よくお話を聞いていくと
 
愛着障害であるがゆえの自分の特性
 
 
・頭がフリーズしちゃって
自分はどう感じてるのか
ぱっと判断できなかった。
(半分は思考停止状態)
 
 
・彼に言いたいことがあっても
相手が両親と似たような人であるため
トラウマ反応が起きて、怖くて言えなかった。
 
 
こんな自分の事情があったりします。
 
 
 
さらに、私が先にお話しした
会社の先輩からの
ランチの誘いを断れなかった話も
よく、振り返ってみると
 
 
断って先輩に嫌われるのが怖い気持ちと
 
 
それ以上に、
 
 
先輩に誘われたのか初めてだったので
断りたくもなかった。
一緒に働いている人なので
良好な関係を保ちたかった。
 
 
私が、先輩との関係に求めていることや
仕事が大事だったので大切にしたかった
 
 
そんな想いがあったと
タイムラグがあったあとに、気づけて
とても気持ちが楽になり
 
 
「自分にとって必要な選択」
 
「社会人として合理的な判断」
 
だとわかった時、責める気持ちはなくなって
 
とても気持ちが軽くなったんです。
 
 
大切なのは
 
 
自分なりの理由やその時の状況
自分が本当に大切にしたかったこと
こういったことを考慮して
自分で選択したことだとわかれば
 
 
あとから、できない自分に落ち込んだり
 
 
なんで私はできなかったんだろうって
自分を責めたり
なんだか、負けたような気分を
味わうこともなく
 
 
「あの選択はよかった」
 
「自分なりに考えた上での行動だった」
 
と、自分を肯定していけると思うんです。
 
 
 
 
 
愛着障害のせいで
自分を抑える傾向がある、私たちは
 
 
他の人と同じように
ポンポンポンポン
会話のテンポについていくとか
 
 
自分が何を感じて
どう思っているのか、瞬時にわかり
上手に言葉で相手に伝えることが
難しいところがあります。
 
 
これは、成育歴ゆえのもので
性格の問題では片づけられない側面があります。
 
 
 
だからこそ
 
こういえばよかった。
 
本当は言い返したかった。
 
本当は断りたかった。
 
こんなことに気づいたら
 
 
タイムラグがあってもいいので
自分の本当の感情や本当の気持ち
本当に相手に言いたかったことを
 
 
ちゃんと自分で気づいて
受け止めていく優しさや
その行動をとった、自分なりの背景を
理解してあげようとすることが
 
 
できなかった自分を責め
落ちこむよりも大事です。
 
 
でも、こうなっていくには
 
・自分を深く理解すること
 
・自分のこころの中で何が起きたのか
振り返る力、内観力を高めること
 
 
が大切になってきます。
 
 
少しずつ自分のことを肯定していけるように
一緒に頑張っていきましょう。
 
 
 
 
 

 

 

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