自分がつい盗みたくなるようなものをパクってしまいましょう。あるいはパクりたいと言語化する前につい手癖が出てしまうくらいものがいいのでしょう。
気づいたら無意識のうちにパクってしまうようなものが僕はたくさんありますが、きっとこの「パクリ気功師」なる珍妙なブログをお読みの方もおありでしょう。ぜひそのパクりたいという欲望を抑圧せずに受け入れて欲しいと思います。
人それぞれ優位なモーダル・チャネルは違うのでパクりたいものも変わってきます。モーダル・チャネルとは苫米地理論において「五感+言語」の6つだと定義されています。そしてそのモーダル・チャネルを変えて提示するのが、気功のテクニックの総称であるRゆらぎでした。
ある人は優れた絵画や漫画の構図をパクりたくなるでしょうし、また別の人は卓越した人の動きや身体の使い方を真似したくなるでしょう。そのまた別の人は小説の文体や物語のプロットをパクりたくなるでしょうし、楽器を演奏している時のテクニックやプレイヤー独特の音色・トーンをパクりたくなるかもしれません。
何がパクりたくなるかは人それぞれですから誰と比べることなくリラックスしてパクりましょう。誰に気兼ねすることなく、純粋にパクりたいものをパクるのです。それを複数に増やしていけば自ずとアウトプットが始まり、何かを表現したくなります。それをきっちり捕まえて自分のものにしましょう。
そうすれば毎日は輝き出し、楽しいものへと変わって行きます。
もし仮に新たにパクりたいものがあまりないと悩んでいるようでしたら、人がパクってきたものをパクればいいのではないかと思います。僕の先生はゴールも借り物でいいとおっしゃいます。心が動いて情報空間を移動できれば、借り物(パクり)でもいいのでしょう。それは僕も行き詰まったときに参考にして実践しています。
c.f.真似でも借り物でも良いから、とりあえずのゴールを設定すると、世界が一変する 〜胸腰筋膜や美肌〜 2020年08月14日
(引用開始)
話を戻して、ゴールは借り物でも良いのです。
借り物と自覚しているなら、それはミメーシスではありません。ミメーシスは真似しているのに、真似しているのに気付かない状態です(少なくともここの定義では)。
無いよりはあったほうが良いのです。なければ、フィードバックは永遠に見えません。
あれば、とりあえずはフィードバックが見えます。
見えれば、移動できます。
どこを移動できるかと言えば、情報空間を移動できます。
情報空間の移動ってなんですか?と、ピンと来ない方は、「成長」とか「変化」とか「進化」と言い換えてもOKです。人が変わるということです!
移動してしまえば、そこで見える風景は変わりますので、また次のきっかけが手に入るのです。
フィードバック、フィードバックとよく言われますが、重要なのはゴールです。
ゴールと言っても、仮初め(かりそめ)で良いのです。
とりあえずお仕着せでも良いのです。
(引用終了)
例えば自分が尊敬しているアーティストが影響を受けたものをパクリにいくのです。最初のうちはその魅力がよくわからないかもしれませんが、その尊敬するアーティストの無名時代に成り切って、その魅力を探すのです。
それを繰り返していると、様々なアーティストが自分が強く影響が受けたものを、形と場所を変えて持ち込んでいることに気づかされます。宇多田ヒカルさんは特に初期の頃はR&Bの影響が強いですし、B'zは一時期短パンを履いている時期がありましたが、それは完全にGuns&Rosesの影響でしょう。
すでにある日本の音楽マーケットに、影響を受けてパクり自分のものにしてきたものを発表することで、彼らは一時代を築きました。
今はほとんどのアーティストが自分が強く影響を受けたものについて公で熱く語っているので、見つけやすいと思います。あるいは高名な批評家・評論家がそれを明かしてくれるケースもあります。僕の先生が気功のカラクリを次々とつまびらかにしていくように。
c.f.【明日開催!!】寺子屋は「音楽と芸術から観る『美学』〜剽窃と変奏〜」 2015年06月25日
村上春樹さんならカート・ヴォネガットやレイモンド・チャンドラー、そしてスコット・フィッツジェラルド、そしてギリシャ神話からの強い影響が伺えますし、宮沢賢治は法華経の信者でした。タランティーノ監督は日本の任侠映画やアクション映画に強く影響を受けて「キル・ビル」を作りました。様々なコンテンツをパクり自分のものにすることで彼らは自分の作品を生み出します。
僕たちも彼らを真似て、自分が好きなものを徹底的にパクることから始めましょう。僕の先生が生み出してくれた気功はそのパクリをさらに加速させ、その理論はパクるべきものとそうでないものの分別を与えてくれます。
なのでパクリを志す僕たちにとって気功は必修となります。
ちょうどピカソと同時代のサルバドール・ダリはこんな言葉を僕たちに遺してくれています。
「何もまねしたくないなんて言っている人間は、何も作れない(サルバドール・ダリ)」
※ダリ「記憶の固執」
歴史に名を残す偉大なアーティストがそう言い残してくれたことは僕たちパクリ気功師にとって励みになります。自分の好きなものを徹底的にパクって、それを見せ合いっこしてお互いに刺激を与え合いましょう!
僕の先生の生み出してくれた気功は心身を癒しIQや抽象度を上げてくれます。そうなるとまたパクりたいものが変わってきますので、その変化も楽しみながら気功をやっていきましょう!
今月紹介する美肌クリームの新技術である「もち肌」とオイルのコラボレーションのワークは特に僕たちのくたびれきった心身を癒して向上させてくれます。僕自身だいたい今くらいの時期は鬱々とすることが多かったのですが、今年は「もち肌」とオイルのワークを学んでほぼ毎日セルフワークをしているおかげでフラットに過ごせています。これは個人的には大きなインパクトがありました。
※講座ではココナッツオイルを溶かすワークをやります!
c.f.オイルを水のように馴染ませるワークをしてから浅筋膜を溶かすというのがわかりました!〜オイルと前屈 2021年12月09日
当然ながら鬱々とする時間がなくなったのでより好きなものをパクることに邁進できている実感があります。かといって気負うわけでもなく、好きなようにできていると思います。
そんな風に僕の現状を変えてくれた気功を、僕ができるのはほんの一部ですが、紹介させていただきたいと思います。何かが起こる予感がしたら、ぜひ飛び込んできてください!
お申し込みお待ちしております!!
【気功ハッキング講座『もち肌とオイル』〜緑の灯火を目指して〜】
【日時】 2月26日(土)19:00~21:00
【場所】 新宿の貸し会議室(受講生に個別でお伝えしております)
【受講料】 20,000円(銀行振込)
【受講資格】ブログ読者
【持ち物】 情熱とゴールと筆記用具
【お申し込み】お申し込みはこちらから
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