それは彼に尋常ではない希望を抱かせ、強い夢想へと駆り立てた。 | 『TMダイエット〜T理論と気功で頑張らずに痩せる!?』

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東京・新宿にて、「まといのば」公認でダイエットを中心にセミナーを開催しております。ブログにてそのお知らせをしております。

仮でもゴールが設定されれば勝手に人は変わっていきます。それも複数あればさらに僕たちは加速して変わっていきます。

 

標準をぴったりとゴールに合わせ、それに感覚を集中させ、ゴールの妨げ(洗脳やノスタルジー、あるいは思い込みや誤った信念など)となるものを一つずつ捨てて、人間関係もゴールに合わせて整理していくと、ドンドン肩の荷が下りて身体が楽になり、ゴールの更新や追加に応じてIQや抽象度も上がっていき、ストレスが減るのでより大事なところで集中できるようになります。

 

そのはじめの一歩が、仮のゴールを設定することです。どんな服を着たいか、どんな人と付き合いたいか、どんな家に住みたいか、どんな国に行って見たいか、どんなことを学びたいか、どんなものを食べていたいか、みなさん得意でしょうから妄想を自由に繰り広げていけばいいのです。

 

そうしていればよほど意固地でない限り、自分が好きなものや求めているものが見えてくるようになります。あとは素直にそれを愛し、追いかけましょう。

 

緑の灯火を追い続けた、偉大なるギャツビーのように。

 

 

(引用開始)

実のところギャツビーは、僕が「こんなものは絶対に我慢ならない」と考えるすべてを、そのまま具現したような存在だった。もし人格というものが、人の目につく素振り(ジェスチャー)の途切れない連続であるとすれば、この人物にはたしかに驚嘆すべきものがあった。人生のいくつかの約束に向けて、ぴったりと標準を合わせることのできるとぎすまされた感覚が、彼には備わっていたのだ。一万マイル離れた場所に起こった地震にさえも反応する精緻な計器に繋がっているかのように。この反応の鋭敏さは「創造的性格」という名で呼ばれる上っ面だけの感受性とは、まったく別のものである。それは彼に尋常ではない希望を抱かせ、強い夢想へと駆り立てた。そのような心を、僕は今までほかの誰の中にも見いだすことができなかったし、これからもおそらく目にすることはあるまい。そうーーギャツビーは最後の最後に、彼が人としてまっすぐであったことを僕に示してくれた。果たされることなく終わった哀しみや、人の短命な至福に対して、僕が一時的にせよこうして心を閉ざすことになったのは、ギャツビーをいいように食い物にしてきた連中のせいであり、彼の夢の航跡を汚すように浮かんでいた、醜い塵芥のせいなのだ。

(引用終了)(グレート・ギャツビーp.p.11-12)

 

 

 

特別な才能も、家柄に恵まれる必要もありません(あるに越したことはないけどw)。

 

 

夢を見出し、それにピタリと標準を合わせることができれば、僕たちのホメオスタシス(恒常性維持機能)はそちらの世界を真だと勘違いして、強烈なフィードバックを働かせてそちらの世界に連れていってくれます。

 

人生のいくつかの約束に向けて、ぴったりと標準を合わせることのできるとぎすまされた感覚が、彼には備わっていたのだ。

 

ギャツビーに備わっていたぴったりと標準を合わせることのできるとぎすまされた感覚は、きっと誰もが持っているはずのものです。ただその感覚が様々な要因(洗脳)で鈍ってしまい、そして年ともに失われてしまうのが、おそらく多くの人の現実かもしれません。

 

その流れから逃れる方法が、僕の先生が日々創造している気功(=『共感覚による内部表現の書き換え』)です。

 

気功を通じてを人生のいくつかの約束に向けて、ぴったりと標準を合わせることのできるとぎすまされた感覚を取り戻しましょう。それが僕たちに尋常ではない希望を抱かせ、強い夢想へと駆り立てさせます。

 

それは彼に尋常ではない希望を抱かせ、強い夢想へと駆り立てた。

 

あるいはまだ気功と本格的に出会えていない方は、以下の元祖コーチの言葉を読み、それを口に出すことから始めてみましょう。いや、すでに気功と出会っている方もぜひ口に出してみてください。

 

(引用開始)

私はこの本を読むみなさんに、こう自分に語りかけてほしいと思っています。

 

「私はもっと大きな人間になれる。もっと多くのことができる。もっと多くを手にすることができる。まずは自分のことから始めよう。自分に語りかけることで可能性を切り開こう」

(引用終了)(『アファメーション』p.p.17)

 

 

と思ったのですが、原著の方を確認すると、全く違うことが書いてありました。原文はこちら↓

 

(引用開始)

As you read this book, I hope you'll say to yourself,"I could be more, do more, and have more. I'm going to start with myself,with my oneself-talk, and built out from there."

(引用終了)(「SMART TALK」p.p.1 / Lou Tice)

 

 

 

英語に明るい読者の方は、翻訳された文章と原文を比べて大きく違和感を覚えるでしょう。「あれ、書いてないことが訳されているぞ」、そう気づくはずです。

 

逐語的に試訳してみました。

 

(私訳開始)

あなたがこの本を読むとき、私はあなたがあなた自身にこう言うことを望みます。「私はもっとよい存在であることができる、もっとできる、もっと持つことができる。私は私自身から、私のセルフトークから始めよう。そしてそこから構築していこう。」

(私訳終了)

 

原文のどこにも出版されている翻訳の「可能性を切り開こう」が見当たりません。ルー・タイスは原文を読む限り可能性を切り開くなんて言う話はしていないのです。そもそも日本語出版版と違って、原文では太字にすらなっていません。

 

可能性(possibility)というと僕たちは真っ先に論理学の初歩を思い出します。命題論理(and, or, not, if-then)、述語論理(exist, All)、そして様相論理(possible, necesity)ですね。ちなみに一階の述語論理の完全性を示したのがゲーデルで、様相論理学の感染性完全性を示したのがクリプキです。

c.f.【論理学】寺子屋をこれから学ぶ人のための参考文献リスト! 2014年07月17日

c.f.クリプキは論理学に意味を持ち込んだのか? 2013年05月22日

 

僕の先生がよくおっしゃることですが、可能性自体は誰もが持っています。誰もが一流の作家、世界的な現代美術家、伝説的なバレエダンサー、パラダイムシフトをもたらす一流の学者になれる可能性はあります。様々な可能性が僕たちの眼前に広がっているのです。

 

ただそれはあくまでも可能性であって、必然性ではありません。

 

だからそのうちで自分が好きで向いていて臨場感が強い可能世界があって、それの成功する確率を高めていく作業をしていき、現実化していきます。それを実は気功と読んだりします。もちろん確率ですので、失敗する可能性も当然あります。

c.f.「己が正しい場所にいるかが全てだ。そこにいれば人は自ずと勝つ」(『嘘喰い』) 2022年01月15日

 

すなわち可能性は切り開くものではなくて僕たちがすでに見出せるものなのです。そもそも、ルー・タイスは可能性の話なんてしていません。あくまでもセルフトークから始めて、そこから構築していこうと呼びかけているのです。

 

やはり原文に当たることは大切です。英文なら誰もが読めるはずなので、手を抜かずに取り組みましょう。

 

ルー・タイスの文章はそんなに知的水準は高くないので(失礼か!)、高校生でも英語のできる子ならスラスラと読めるはずです。あるいは小学生でも英語が好きな子ならいけるかもしれません。数年前に高円寺の商店街を歩いているときに小学生の男の子がkindleの端末で英文を読んでいてびっくりしたことがあります。

 

英語に強くなりたい気功師・ヒーラーはルーの原文を読むことから始めてもいいかもしれません。それも一つのゴールになり得ます。まずはkindle版をポチッとしてみましょう。

 

そんな感じで(どんな感じやねん)、仮のゴールを設定し走り始め、気功で自分の心身を変えていき、より尋常ではない希望を抱き、強い夢想へと駆り立てられていきましょう!!

 

セミナーやセッションでそのお手伝いをしていきたいと思います。お申し込みお待ちしております!!!

 

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