昨晩は(個人的に)久しぶりの気功のセミナーでした!!
*セミナーの板書。相変わらず字が汚くて申し訳ない😭
久しぶりの気功のセミナーだからかテンションが上がりすぎて自分をコントロールするのにちょい手間取ったのはここだけの話ですw
個人的には戦場に戻ってきた気分でした。長く休んだというか引きこもっていたので、またバリバリと戦いたいと思います。
今回のセミナーでは丁寧に「気を出す・感じる」のワークをやりました。シンプルなワークですが、僕たち「まといのば」の気功ビギナーにとって、とても大切なワークです。
「まといのば」主宰が常々よくおっしゃることですが、シンプルな気功のワークが最強で、よく効きます。
受講生は是非この「気を出す・感じる」のワークを丁寧にやってください!
くれぐれもかつての僕のように、『「気を出す・感じる」を初心者用のワークだ』と軽んじることなく丁寧に取り組んでください。気功に限らず、あらゆるものや人は、軽んじるとしっぺ返しをしてきます。
だからどうか、僕と同じ過ちを犯さないでください。気功も言葉も他者も自分も人生も軽んじることなく丁寧にやってください。お願いします。
さてセミナーでも前回の記事で書いたように、気功をやり始めると訪れる「別れ」についてお話ししました。
ちょうど受講生があることに対する「手触り」を掴み始めた状況だったので、特にかつての昔馴染みの自分と別れのときが来ることと、それの困難さについてお伝えしました。
表層的にはどんなに心の底で自分を変えたい、全く別の人間になりたいと望んでいても、心の底ではそう思っていない事が多くあります。僕自身は過去を振り返ってそうだったなと思います。
集めた実績、尊敬、愛、承認、小金、そんな過去の自分に囚われて本来の自分を失い、いつの間にか現状維持に固執し、それを実現するために多くの人を傷つけ迷惑をかけてしまいました。それは僕が死んでも背負わなければならない十字架です。
本来はヒーラーを自称するならば、そのような過去の自分とは決別して新しく設定されたゴールに吸い寄せられるように進むべきでした。だけど僕は横着して、そして失うことを恐れて、それができませんでした。
#エフィカシー低すぎ
「まといのば」では失うことの痛みを行動経済学の知見で解説してくれています。少し引用します。
(引用開始)
いみじくも行動経済学が示したように、われわれは得ることの喜びよりも失うことの痛みのほうが大きいのです。
自分が持っているものはゴミであったとしても、手放したくなく、大きなチャンスと小さなゴミを天秤にかけて、ついゴミを選んでしまったりします。
見知らぬ天使よりも、見知った悪魔を選ぶ、などとも言います。
ゴミや悪魔や不幸や痛みや無知を手放すのが何よりも辛いのです。
カーネマンたちはそれを損失回避性と呼びました。
(中略)
気功の世界に飛び込むというのも大きな痛みと喪失を覚えるものです。
(引用終了)
カーネマンとは著名な行動経済学者です。「まといのば」では気功を議論する際に頻出する学者ですね。
僕たちは脳に備わった性質として損失回避性を持ち、それゆえに失うことを極度に恐れるようになります。特に僕のように中途半場に成功してしまい、かつエフィカシーが低すぎると、それを失うのを恐れ、執着してしまいます。
しかも散々「まといのば」で過去に囚われるなと、ゴールを更新しろと繰り返し説明されていたにもかかわらず。
なぜか?
それはもしかしたら、最近の「まといのば」ブログでも紹介された『レミニセンス』で語られるように、「過去には中毒性がある」からかもしれません。
*映画館で観ておいた方がいい映画です!ネタバレになるので内容については言及しません!!
でもどうやら僕たちは自分を変えるにはその中毒性のある過去の自分と決別してゴールへ、未来へ進まなければならないようです。後ろは振り返ってはならないのです。
「まといのば」ブログでもお馴染みのギリシャ神話の一つに、オルフェウスの冥府下りがあります。妻を亡くした琴の名手オルフェウスが、その琴の音色で冥府の王のハデスに妻の返還を求めます。
無事願いを聞き入れられたオルフェウスですが、一つ条件を出されます。それは「冥界から抜け出すまでの間、決して後ろを振り返ってはならない」というものでした。
しかし皆さんの予想通り、オルフェウスは目の前に光が見え、冥界からあと少しで抜け出すというところで、不安に駆られ後ろを振り向き、妻の姿を見てしまい、それが最後の別れとなりました。
まさしくギリシャ悲劇です。
この神話は、今回の過去の自分との別れと響き合うところがあると思います。
すなわち、後ろは振り向いてはならぬ、ということです。
後ろには何もないのです。
後ろを振り向かず、前を見て、失う痛みに耐えろ、と。
気功の世界に飛び込むというのも大きな痛みと喪失を覚えるものです。(まといのば)
失う痛みに耐えましょう。そのために「まといのば」の気功はワークしてくれるはずです。
気功に関しては新しい企画を準備中です!そちらもお楽しみに!!
危機の時代に要請される技術と理論を習得し、生き残る確率を上げて行けたらと思います。告知をお楽しみに!!
あ、セッションは普通に(?)募集中です!!お気軽にお問い合わせください!!!
具体的にはセッションでは「まといのば」の気功のレクチャーとワークを公認パクリとしてお送りします!
【パーソナル・セッション!!】
【日時】 お申し込み後に設定
【場所】 新宿の貸し会議室(受講生に個別でお伝えしております)もしくは遠方の方はオンライン
【料金】 60分・15,000円(銀行振込) 120分・29,000円(銀行振込) 60分×3回44,000円(銀行振込)60分×10回149,000円(銀行振込)
【受講資格】ブログ読者
【持ち物】 情熱とゴールと筆記用具
【お申し込み】お申し込みはこちらから
【これから公開が楽しみな映画】
*去年の予告公開時から個人的にずっと楽しみにしていた映画『デューン/砂の惑星』がもうすぐで公開です!監督は「まといのば」でもお馴染みの『Arrival(メッセージ)』『ブレードランナー2049』のドゥニ・ヴィルヌーヴ、主演は若手俳優のホープのティモシー・シャラメ!!個人的に期待大です!!