色彩・卜占・命占・癒術で個性の
素晴らしい豊かさをお伝えする
🌑MOON CAFE🌕皐月です
ありがとうございます♡
めずらしく更新が空いてしまいました
母が天に旅立ち、無事お別れを済ませ
直後に人生初？季節外れ！の
インフルエンザＢ型に罹患しました
やっと呼吸も整ってきたので
更新いたします
「虫の知らせ」今回何度目でしょうか…
私の言う「虫の知らせ」とは辞書でみる
「よくないことが起こりそうな予兆」
とは少し違います
まさしく、虫が現れて知らせに来るような
出来事が起きます
通りを歩いていると何処からともなく
現れたモンシロチョウが私の頭の周り
を何周か飛び回ったり…
夢か現か、耳の中で虫の羽音が煩く
聞こえたり…
この場合、身内限定なのですが
こうした直後に必ず亡くなった一報が
入ります
今回は実際にわが家の室内(窓際)で羽音
がしていました…その羽音は何度か聞い
ていて熟知していたアシナガバチが飛ぶ音
にしても、侵入するのが例年より随分と
早いな…と不思議に思っていて
今にして思えば、羽音に気づいたのが
母が入院した日でした
窓際の何処か(厚手のカーテンで隠れて)
にいるのはわかっていたのですが
すぐに確認したり、捕らえたりはしない
で様子をみてました
羽音が聞こえると身構えはしますが
わりと冷静でした、なぜなら彼らは
攻撃的ではなくおとなしいのを知ってる
から…現に一度も刺されたことがない
そして侵入から2日目の朝
なにやら羽音に元気がないような気が
して、そおっとカーテンをめくると
窓下の溝にジッとしていて、既に飛ぶ力
がないようで、窓を開けても外に出て行
かず、顔を上げて私を見ている…
少しするとまったく動かなくなりました
そおっとティッシュで包み、庭の草むら
の中へ置いて、室内に戻った瞬間に携帯
電話が鳴り「心肺停止」の連絡でした
以前からそうだったように
「あぁ、さっきのハチは母の死を知らせ
に現れたんだ」と確信しました
急いで病院へ駆けつけまだ温もりのある
眠っているだけのような静かな母と対面
しました
医師による、心肺拍動、呼吸停止、
脳機能の停止の確認後、時計を見て
臨終時刻が告げられました
正確に言うと、入院中の病院で治療中に
「血圧が急激に下がり心肺停止した」と
連絡を受けた時刻と親族が見守る中の
臨終時刻には間隔があります
2度「死」を宣告されたことになります
にもかかわらず……棺に移された後も
まだ、もしかして母はひょっこり起き
上がり「ヤダ！死んでなんかないわよー」
とみんなを驚かすような気がして、
現実味がありません
やっと実感、現実を受けとめることが
できたのは火葬後、骨上げをしたときです
元々小さかった母が本当に小さくなって
しまった…
けれど、移動中の車内で膝の上に乗せた
遺骨の重みを感じて、確かに生きていた
生き抜いたんだなぁと、母への感謝の
きもちでいっぱいになりました
13年間の長い年月、闘病し疲れ果てていた
母はこれでようやく痛みや苦しみから解放
されて楽になれたのだと
人の一生はいろいろです
寿命の長さもそれぞれです
何度目かの身内との別れを体験して
やはり思い知らされるのは
「後悔や未練のないように生きる」
ことだと実感しています
「あなたを選んでよかった」
「あなたに選ばれてよかった」
「あなたと出逢えてよかった」
来世でもまたご縁がありますように
