国指定重要文化財「三彗殿」が境内億左手にあります。こちらには無料でボランティアガイドさんが
いるようで、途中のこちらから話を一緒に聞いて回りました。お話し上手なガイドさんだけに、非常に
理解できました。何もわからず入るよりも、もしタイミングがあえば、ガイドさんの案内を聞きながら
見てまわることをお勧めします!



伊達正宗の命により、支倉常長が遣欧使節として通称目的でヨーロッパに渡り、エスパーニャを
経由してローマ赴いて洗礼を受けて帰国をしたが、すでに日本国内はキリスト教弾圧の世となって
いた。正宗は徳川家の弾圧を恐れ、常長を死亡したことにして、大郷町にひっそり暮らさせていた。
この三彗殿は西洋的な模様があちこちに描かれている。光宗は隠れキリシタンだったのでしょうか、
十字架模様を埋め込んだり、常長が持ち帰った西洋の文化の影響が模様として描かれている。
こちらは弾圧から逃れるため、伊達家の霊廟と申し立て、長い間扉が閉ざされたままであったたtめ、
保存状態が非常によいとのことです。


▲①ハート模様 ハートの形が銅板部分に逆さにハート型で模様として彫られている。

▲②クロスつなぎ まっすぐな十字架を描かず斜めに繋ぎ合わせ、
ひし形が目立つように金箔が塗られている。、

▲③クローバー模様 手書きで丹念に描かれている。

▲④スペード模様 円通院は伊達正宗の嫡孫・伊達光宗の菩提寺で、光宗は父伊達忠宗と
徳川秀忠の娘振姫との間の子供である。徳川家の葵の紋を描いているが、よく見るとスペード
模様に描かれている。
⑤イタリア・フィレンツェ市の象徴・水仙やアカンカス、西洋葡萄などの模様が描かれている。
⑥皇族の紋を細かいダイヤの形で囲み、模様として描いている。
⑦常長がローマから持ち帰った日本最古の洋バラが描かれている。
