突然寒くなりました。季節の移ろいを体感してます。
そんな秋の夜は静かにジャズ流して思索にふける。それもまたいいですね。
いい曲を求めネット検索すると、エマ・ウォーレス(Emma Wallace)のイケてる曲にヒット。曲として『いいね!』ですが、その不思議なタイトルも気になりました。
その名も「Bathsheba's Psalm」、日本語で「バト・シェバの詩編」これ旧約聖書ですね。
エマ・ウォーレス(Emma Wallace)は、米国のポップス&ジャズのシンガーソングライター。日本での知名度は高くないかもしれませんが良い曲たくさんあります。
バト・シェバは、古代イスラエルのダビデ王の部下である兵士ウリアの妻。ダビデ王は善き王でしたが、沐浴するこの部下の妻を見染め、不倫関係を持ちます(ちなみにソロモンはこの二人の間にできた子)。でも、この背徳が神の怒りに触れ、彼と家族は、その罪を償うことに。すみません、かなりハショりました、恐縮です![]()
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バト・シェバ(レンブラント作)
歌詞を紐解くと、禁じられた恋に陥った女性が、自らをバト・シェバに例えて不倫相手への底知れない愛欲を実に直截に表現してるイメージが浮かびました。そこにもはや『背徳』などという言葉が入り込む余地はありません。
その極めつけが、『ウリアなんて戦場送りにしちゃってよ』というフレーズ。『(私の)旦那なんてさっさと殺っちゃってよ』という意味。怖いです。怖いのですが、これほど堂々と、何の臆面もなく、『いいから、私を愛して』と迫る姿は、逆に純愛めいて感服します。
ところで、邦楽は不倫の女性をどう描くのでしょうか。時代を遡ると小林明子さん『恋におちて -Fall in love-』(1985作詞:湯川れい子 作曲:小林明子)、竹内まりやさん『マンハッタン・キス』(1992作詞・作曲:竹内まりや 編曲:山下達郎)など美しい曲があります。美しいですが、どこかに罪悪感、葛藤、切なさが強く感じられます。
マンハッタン・キスは、不倫を扱ったこの映画『マンハッタン・キス』(1992)の主題歌です。今度見ようと思ってます。柄本明さん、これ見る限りあまり変わってないですよね!
では、背徳とか道徳とか抜きに、とにかく『好きなものはとことん好き』って不倫歌は邦楽には存在しないのでしょうか。答えは『否』そのカギは、演歌(怨歌、艶歌)かと。
かなり長時間検索した結果、個人的に圧倒されたのが、矢吹健さんの『後ろ姿』(1969作詞:山口洋子、作曲:藤本卓也)。『せつな美しさ』はぐっと後退、代わって『強すぎる情念(または怨念か)』が前面に出てきて・・・。
あっ、ちょっと待ってください。ご存じでない方もいらっしゃるはず。なので、H&T、ド級昭和レディとなって矢吹さんの歌、ちょっぴり紹介しますね!
イメージキャラ:琴平あやめ/昭和度が高まった際のH&Tのこと。
たいへん失礼しました。また本題、JAZZからかなり脱線しました。
バト・シェバの詩編Bathsheba's Psalm(2004)作詞・作曲Emma Wallace
I know that I'm a woman
自分が女であること、それは分かってるわ
And I'm supposed to care about my heart
気持ちは大切にしなきゃいけないはず
But how can I care about my heart
でも気持ちを大切にするって言っても
When you are a work of art?
あなたに気持ちがないならどうやって
Cause, oh, I want you badly
And, oh, I want your lips on mine
And, oh, I want you to touch me
あぁ、触れて欲しい
Who cares if our love won't transcend all time?
I know I should be romantic
もっとロマンチックでなきゃいけないのは分かる
And wax poetic about the ocean and shore
海や岸辺の詩が生まれないとだめよね
But I don't want any of your poetry
でも、あなたには詩なんて求めないわ
Go send Uriah out to the war
ウリアなんて戦場にやってしまえばいいのよ
Cause, oh, I want you badly
And, oh, I want your lips on mine
あぁ、唇を重ねたい
And, oh, I want you to touch me
Who cares if our love won't transcend all time?
二人の愛が時間を超えられなくても構わない
(間奏)
So, kiss me just one more time and tell me I'm on your mind
だからもう一度口づけ、私を想っていると言って
Though I know your love's on loan just act like I am your own
本気でないのは分かってるけど、本気に振舞って
One day I might go sentimental
いつかは感傷的になるかも知れない
And want to follow you all of your life
で、あなたを一生追い掛けるかも
But right now I don't care where you go
でも今、行く先はどこでもいい
Just as long as you drive me
私を連れてってくれるなら
Cause, oh, I want you badly(※)
だって、だって、あなたが好きでたまらないから
And, oh, I want your lips on mine
あぁ、唇を重ねたい
And, oh, I want you to touch me
あぁ、触れて欲しい
Who cares if our love won't transcend all time?
二人の愛が時間を超えられなくても構わない
(※)繰り返し
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ところで、昭和レディと昭和ボーイの皆様、ご自身の最高の不倫歌(ないし浮気歌)って何ですか?
不肖H&T、第三者を傷つける恋愛は自らご法度と決めてます。ただ、不倫歌、秘めごと歌は結構好きです。特にお気に入りは、サザンの『LOVE AFFAIR~秘密のデート』、かな。
『LOVE AFFAIR~秘密のデート』の一節、“連れて歩けない役柄は、いつも他人“切な過ぎです!
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♪Can't stop you. Can't hold you. Can't wait no more. I'm just a woman, fall in love♪
寒いのでどうかお風邪など召さないでけさいん
(by宇多田ヒカルちゃんのこと、未だ時々『藤圭子さんの娘』って呼んでしまうH&T主任)
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