春遠からじ。 | ヘッドレス主義日記 ~あたま、かるく~

ヘッドレス主義日記 ~あたま、かるく~

当方四弦。フレットあり、ヘッド無し。
場合によって、フレット無し。

毎度です。


暖かくなったり寒くなったり・・・身体は大変ですね。
寒いのは嫌いではなく、むしろ好きだったりするのですが、流石に最近の寒暖差にはちょっとうんざり。

もうすぐ立春。
早く春が来ないかなぁ。



さて。
今回はいつもと違いライブ記事ではないです。
かといって機材や音楽関係でもなく、もっとパーソナルな記事でも書いてみようかな、と。


まぁ言うなれば、数少ない趣味に関してなのですが。

その趣味というのが「読書」なのです。
普通でしょ?(笑)

たまに、ツイッターで読後の感想を呟いたりはしてるのですが、読書自体に関しては書いてないなぁと思って。
たまには違うテイストのブログ記事も書いてみたいし。


ということで、まずは、読書にハマった時期やきっかけやけど・・・

今は月に4、5冊は読む程度ですが、学生時代にはほとんど読書する習慣はありませんでした。
たまーに、面白そうな本があれば読んでたけど、それも年に数冊程度。
後は音楽雑誌くらいかな。漫画もたまに読む程度。

読書が習慣づいたのは、大学を卒業してフリーターになってからですね。
大学へは徒歩で通ってたけど、フリーターになってからは電車に乗る機会も増えて・・・
それから、休憩時間にすることも無くて本を読むようになった・・・と認識しております。
電車や休憩時間に読むので、文庫本がほとんどでしたね。(今でも、ですけど)


ジャンルは・・・近代文学だったな。
三島由紀夫や太宰治を、有名な作品からどんどん読んでいきました。

何故そこに手を出したのか覚えてもないですけど、後で考えたらそれで正解でしたね。
近代文学なら評価も大体定まってるし。

本を選ぶ際は(今でもそうですけど)本屋をぶらぶらして物色してました。
売り場をうろうろする事自体が好きだったなぁ。


そのうちに、当時読んでた「ぴあ」という雑誌(当時ライブハウスの情報はここからだった)で、著名人が自分の好きな本を紹介するというコーナーが始まりまして。(関西版のみかな?)
そこで紹介されてるヤツの中から面白そうなヤツを読むようになって・・・一気に広がりました。

誰が紹介してたか一切覚えてなんやけど、そこで「破船」を読んで吉村昭を知り、「連合赤軍『あさま山荘』事件」を読んで佐々淳行を知り(ノンフィクションに限る)、「塩狩峠」を読んで三浦綾子を知りました(これは椎名林檎が紹介してたような)。

この頃になってようやく自分の嗜好を(なんとなく)把握して、どんどん派生していった感じ、かな。


この「嗜好」ですけど。
この頃はノンフィクションが多かったですね。(今でもか?)
特に戦争関係(主に太平洋戦争)だったり昭和史での事件関係だったり。
必然的に、その舞台設定は近代ということになるのですが・・・この「近代」というのも嗜好の一つでした。

何故か分かんないけど、現代よりは近代のほうに魅かれてたなぁ。ちょっとだけ昔とか。
自分が育った家が古い家で、なんなら封建的な雰囲気を残してた家庭だったからからかな?と思ってますが。
田舎だったしね。(関係ない?)

ということで、読書し始めた頃に(無意識ながら)近代文学から始めたのが正解だったと、今になって思う訳です。
現代文学に手を出してたら、今でも習慣づいてるか怪しいですね・・・


とはいえ、今では、ノンフィクション以外も現代文学も読みます。
あの頃より、更に乱読にはなってきる・・・かな?

ノンフィクション(特に戦争モノ)は、同じテーマばかり読むことになって、それはそれで辛かったりしますしね。


最近は、ノンフィクションも相変わらず読みますが、それと同時にほっこりする様なストーリー・・・人情噺って言うの?を割と好んで読んでる気がします。


年取った、ということか?(笑)



なんとなく、つらつらと「読書」について書いてみたけど・・・これおもろいんかなぁ?
まぁ普段の記事がおもろいかと言われたらアレですけど(苦笑)

反応次第で、また書いてみようかな。



あなたのお薦めの本や作家さんは誰ですか?