頭痛外来ブログ版 ~片頭痛・緊張型頭痛・群発頭痛におびえるあなたへ~ -12ページ目

自分の頭痛とお医者さん



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●自分の頭痛とお医者さん

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こんにちは。頭痛コンサルタントの山崎です。

私の人生の中で、
「頭痛くらいで休むな!」
と言われたことが数回あります。

もしかしたら十数回、もしかしたら二十数回。

頭痛持ちの人しか言われない言葉ですよね。


そういうことを言う人には、
「家が火事になったくらいで休むな!」
とか、
「交通事故で全治一カ月くらいで休むな!」
くらいのこと言ってあげないと伝わらないかも知れませんね(苦笑)。


人の価値観を変えるって、すごく難しいことです。

頭痛持ちじゃない人に、頭痛持ちの辛さを理解させることの難しさは
あなたが一番わかっているでしょう。

誰でも二日酔いの頭痛くらいは経験あるかも知れないですけど、
そういう人には尚さら伝わりにくいです。

なぜなら“自業自得”感が強いですから。
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「頭痛 = 健康管理が出来ていない = 本人のせい」

この方程式は、なかなか崩せません。


私の頭痛コンサルタントとしての理念には、

「世の中に頭痛持ちの理解を広める」

という強い気持ちが根本にあります。

中学校の保健体育の授業で、
精神的病気(うつ等)、便秘症、頭痛持ち、などの症状を理解する
勉強を取り入れてもらいたい、という野望を胸に秘めて(笑)。

そのための一環としてこのブログが存在します。

一緒にがんばっていきましょう。



・~・~・~・



さて、今回のテーマは「自分の頭痛とお医者さん」です。

前回、ガラにもなく熱く語ってしまいました。

でも、凄く重要なことですし、絶対に理解してもらわないと
あなたの今後に関わってくることなので、激熱論してしまいました。

そして今回のテーマ「自分の頭痛とお医者さん」は、
前回の続きというか補足というか。

今回も激熱論しますよ(笑)。


自分に合った頭痛薬を見つけるには、処方して頂くお医者さんが
絶対に必要です。

市販されている薬ではなく、処方されることによってもらえる
薬ですからあたりまえですよね。

しかし、お医者さんなら誰でも良いわけではありません。

前回も言いましたが、お医者さんにはそれぞれ“専門分野”が
ありますから。

頭痛専門のお医者さんが近くにいれば良いのですが、
なかなかそうもいかないのが現実です。


ですから、まずは「頭痛外来」を探してみましょう。

ここのお医者さんは“頭痛専門”である確率が非常に高いです。

頭痛に困っている患者さんをたくさん診ていらっしゃいますから、
頭痛持ちの気持ちがわかる先生が多いです。


あとは「脳神経外科」もしくは「神経内科」ですね。

ここのお医者さんは、必ずしも“頭痛専門”というわけではありませんが、
キチンと説明して、キチンと理解してもらえば、的確なアドバイスや
的確な処方をして下さるでしょう。

もちろん“キチンと理解してもらう”が大前提です。

片頭痛と緊張型頭痛の混合型に気付かずに、薬を処方されていては
いけませんので。

納得いくまで話をして、自分の症状を理解してもらって、
お医者さんに納得のいく説明をもらって下さい。

そしてあなたも理解する。

その上で、今のあなたの症状には何が必要なのかをお医者さんに
説明してもらって、薬の効能もキチンと把握する。

どうしてその薬が必要なのか、
あなた自身がキチンと把握して、納得して、
それから服用することが大事だと、私は考えます。

そこは手を抜いてはいけません。

だって、自分の体ですから。



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頭痛の原因はひとつではありません。

人によって違うでしょうし、いろいろな要素が重なって
“頭痛”という症状に出ていることがほとんどでしょう。

それは“食生活”かも知れません。

それは“生活環境”かも知れません。

それは“体の歪み”かも知れません。

それは“ストレス”かも知れません。

遺伝性の場合もありますしね。


でも、

同じような“食生活”でも、頭痛に悩んでいる方とそうでない方がいます。

同じような“生活環境”でも、頭痛に悩んでいる方とそうでない方がいます。

同じように“体に歪み”がある方でも、頭痛に悩んでいる方とそうでない方がいます。

この世で生きている人は、多かれ少なかれ誰でも“ストレス”を持っていますが
それでも、頭痛持ちとそうでない方がいるのです。

遺伝性があると言っても、兄弟姉妹で症状がある人と無い人がいるのです。


頭痛だけではありません。

人それぞれ、症状だってさまざまです。

人によっては“胃痛”として症状が出ているかも知れません。

人によっては“肌荒れ・ニキビ”として症状が出ているかも知れません。

人によっては“便秘”として症状が出ているかも知れません。

でも、我々頭痛持ちには“頭痛”として症状が出ているのです。


では、どうすれば良いのでしょうか。

明日までに“食生活”を改善出来るのでしょうか?

明後日までに“生活環境”を見直せるのでしょうか?

三日以内に“体質改善”出来るのでしょうか?

四日以内に“全てのストレス”を回避出来るようになるのでしょうか?

一週間以内に“これらの原因”を全て取り除くことは可能でしょうか?


そう考えた時、我々頭痛持ちが、まず一番最初にしなくてはならないこと。

それは「激痛を取り除く方法」を身に付けることです。
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自分の体を知り、頭痛のタイプを知り、そして、

「激痛をおさえ苦悩の日々を消し去る術」を知ることなのです。


今まで何回も言ってきましたが、まずはそこからです。
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私は決して、頭痛薬による一時的な回避“だけ”を
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推薦しているわけではありません。
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頭痛のせいで、学校を早退しなければならない人がいるのです。

頭痛のせいで、仕事を休まなければならない人がいるのです。

頭痛のせいで、周りから白い目で見られている人がいるのです。

「何を飲んでも治らない」と、一日中苦しみながら横になるしかない人が
いるのです。


その人たちは、今、何が必要なのか。

頭痛で悩んでいるあなたには、今、何が必要なのか。

そして、今後はどうしていくべきなのか。

その時その時で必要な話を、必要な順番で話していきます。

そうご理解下さい。



実は前回、とても貴重なとても有難いご意見を頂きました。

そのご意見を頂いたおかげで、
皆さんが勘違いされないようなブログを運営することの重要性を
再認識出来ました。

それがあっての今日のお話です。


このブログは、頭痛で悩むあなたの為に存在します。

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