頭痛外来ブログ版 ~片頭痛・緊張型頭痛・群発頭痛におびえるあなたへ~ -13ページ目

激痛を取り除く方法


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●激痛を取り除く方法

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こんにちは。頭痛コンサルタントの山崎です。

「龍馬伝」観てますか?

私は毎週楽しみにしています。

“幕末好き”なんですね。

何年か前の「新撰組」の時も、かなり楽しい一年を過ごさせて頂きました。


福沢諭吉や樋口一葉など、歴史上の有名人でも頭痛持ちだったとされる方は
結構いらっしゃいます。

外国を見ても、アインシュタイン、ピカソ、ナポレオン、ベートーベン、
モーツァルト、ダーウィン etc・・・


幕末期の中では桂小五郎(のちの木戸孝允)が片頭痛だったとされています。

晩年はかなり頭痛に悩まされたとか(享年45歳)。

当時は今のように良く効く薬もなかったでしょうから、ご本人の苦悩を
想像すると、今私が頭痛になりそうです(笑)。

それでも我が国を想い、日本の未来のために一生懸命活動されていたので
しょうから偉いですね。

頭痛持ちだった幕末志士にも、頭痛持ちでなかった幕末志士にも、
すべての幕末志士に頭が下がる想いです。


このブログは、
「私は今の日本を救いたいのに、頭痛のせいで思うような活動が出来ない。」
という、志の高いあなたのために存在します(笑)。

一緒にがんばっていきましょう。


・~・~・~・


さて、今回のテーマは「激痛を取り除く方法」です。

“溺れる者は藁をも掴む”

私がそうだったように、今のあなたは髪の毛一本でも掴まりたい
気分でしょう。

「いつ激痛に襲われるのか不安な毎日。」
「激痛に襲われた私を、誰もわかってくれない。」
「仕事や学校を休んでしまい、白い視線が・・・」
「そんな苦悩の私を、家族もわかってくれない・・・」

こんな不安定な毎日を過ごしているせいで、他の病気になってしまっていては
元も子もありません。

ですから、あなたの人生から“激頭痛”を取り除く必要があります。


それでは参りましょう。

その方法とは・・・・・






処方された「頭痛薬」です。






・・・・・。






今、これを読んだ70%の方が「な~んだ」って言ったと思います。

そして、29%の方が「ふざけるなー」って怒ったと思います。

このブログで私がお話してきたことを本当に理解して、
「やっぱり、まずはそこからか。」と感じた人は、
おそらく1%くらいかな、と。


別にこれは誰が悪いとか、そういうことではありません。

さっき言った通り、“溺れる者は藁をも掴む”なのです。

しかたがないことなのです。

だからこそ“理解”が必要なのです。

そのことをこれからお話していきます。

真剣に話しますので、真剣に読んで下さい。



・~・~・~・



世間では病気と認知されていない頭痛。

「怠け者病」や「わがまま病」など仮病扱いされ、
「大げさ」や「気の持ちよう」など根性無し扱いされ。

挙句の果てには、
「何でも難しく考えすぎなんじゃないの?」
「気合いが足らん!」
などと罵られ。

そういう環境におかれた頭痛持ちは、
持病だからとあきらめて、治るわけないと決めつけて、
市販の鎮痛剤でやり過ごすようになります。


この日本に約3000万人いると言われる頭痛持ち。

もちろん、頻度や痛さの度合いなど人それぞれですが、
それでも90%以上の人が医師への相談をしたことがないそうです。

頭ですよぉ。

全ての動きを司るところですよ、頭って。

そこが痛いのにほっといていいのですか?

お医者さんに相談しなくてホントにいいのですか?

“たかが頭痛”と決めつけて“どうせ治らない持病”と決めつけて、
真剣に向き合わないで本当にいいのですか?


もし、大変な病気だったらどうすんですか。

命に関わるものがあったらどうすんですか。

「早く検査しておくんだった」とならないためにも、
まずは自分の症状を知るべきです。

「検査の結果、異常が見当たりませんでした。」でも良いのです。

「それ見たことか!やっぱりただの頭痛持ちじゃないか!」
でも良いのです。

自分自身で“頭痛持ち”と認識しているなら、
まずはそれを“医学的に確定”させて下さい。

そして“頭痛持ち”としての正しい対策をして下さい。


今の頭痛薬は大変優秀です。

市販されている鎮痛剤ではなく、
医師に処方されることによって手にすることの出来る頭痛薬は、
頭痛の原因となる血管の炎症や拡張をおさえる頭痛専用の薬です。

医学的にも安全性が高いとされ、
市販の鎮痛剤よりもぜんぜん胃にやさしいです。

この頭痛薬を手にするだけで、
「早くお医者さんに来ていれば、あんな苦悩の日々を過ごさずに
 すんでいたのに・・・」
と思うでしょう。


もちろん、頭痛にもタイプがあるように頭痛薬にもタイプがあります。

その人に合う合わないも必ずあるでしょう。

でもそれは、お医者さんに相談していろいろと試せば良いのです。

そして、自分に合った頭痛薬を見つければ良いのです。


「私は病院でCTを撮って異常なしと言われた。
 頭痛薬も処方されている。
 でも激痛に襲われて苦しんでいる。」
という方。

それは薬が合っていないか、
お医者さんがあなたの症状を理解されていないか、
そもそもそのお医者さんが頭痛に対してあまりお詳しくないのか、
などの原因が考えられます。


別にこれは“お医者さん否定”ではなく、
お医者さんにもそれぞれ“専門分野”があるということです。

納得のいくまで話をして、納得のいく説明をもらって下さい。

あなたの体です。

そこは手を抜いてはいけません。

それでも納得しなければ、病院を変えたって良いのです。

紹介状を書いてもらい、そこで撮ったCTやMRIをコピーしてもらい、
他の頭痛外来や、他の脳神経外科や、他の神経内科や、
頭痛専門のお医者さんがいるところへ行って下さい。

「良いお医者さんに巡り合えたおかげで、
 頭痛に悩むことのない生活になりました。」

という方を、私はたくさん知ってます。

あなたもそのひとりになって下さい。

そして

「激痛をおさえ苦悩の日々を消し去る呪文」

を手に入れて下さい。


何度でも言いますが、まずはそこからです。



・~・~・~・



そういう私も、実は
頭痛持ちでありながら30年もほったらかしにしていた張本人です。

もともと病院嫌いということもありまして。。。

私の場合は、MRIにより「蓄膿症」が発覚しました。

しかも「片頭痛」とのセットです。

蓄膿症が原因で頭痛を引き起こす時と、
蓄膿症関係なしに片頭痛によって激痛を引き起こす時と。

蓄膿症は薬で散らすという選択をし、
頭痛時に対応する薬も、何種類か試して一番自分にあったものを
常備するようにして。

それでも、未だに蓄膿症の手術などしていませんし、
もちろん、頭痛に悩まされる日々も過ごしておりません。

自分を知るだけで、こんなにも違うのです。

生活が一変するのです。

どちらが良いか言うまでもないでしょう。


まずは理解して下さい。

そして、行動して下さい。


あなたに後悔なんてしてほしくありません。

私がそうだったように・・・


次回は「自分の頭痛とお医者さん」についてお話します。

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