先日、中学最初の息子の成績が
理系科目だけ5段階中、ほぼ1だったことで
妻が激怒し、せっかくの夕飯がマズくなると
擁護していた父にも飛び火し、
と、いつものお得意の
『関係ない事にまで
文句を膨らます』手法
から争いは勃発した。
自称、『鬼軍曹』を
表明している父にとっては
聞き捨てならない暴言だ
聞けば、妻の基本教育方針として
中学校の勉強が全ての基礎と
位置付けており、家庭科、技術など
基幹教科以外の全てのカリキュラムを
平均以上取る『ゼネラリスト』を
目指すべきだと主張
一方の父は、どうせ将来
そこそこの計算なんかはExcelで、
漢字なんかもWordで変換し
正式な文書のやり取りもするだろうし
何なら英語なんかも翻訳ソフトが進化して
リモート会議で日本語で話したものが
5か国語で同時通訳するようなソフト
の開発が進んでいると聞いている為、
無理にできない事をやらせるより
できることだけを、
とことん極めていくような
『スペシャリスト』を
目指した方がストレスもかからず
良いのでは?と主張する
結果、
冒頭の妻の『暴言』に発展し、
教育方針を巡る論争となったのである。
かくして、楽しい夕飯時に、
何の気なしに話し始めた話題だったが
お互い酒をガンガン入れて
ガソリンを補充し、
PM7時から始まったドラッグレースは
後片付けもせず、ヒートアップし
深夜2時まで続き、せっかくの
快適な春休みを送っていたのに
完全に水を差されたが
張本人であるが故に寝るに寝れず、
業を煮やした息子が
と、ごもっともな一言であっさり幕を閉じた。
我が家の黒歴史で、
親が変なこだわりを出しすぎ、
さらに熱くなりすぎた時こそ
うまくいかなかった事を
改めて思い出されると同時に
一番大局観を持っていた息子が
ゼネラリストでもスペシャリストでもない
メンタリストの片鱗を見せつけ
結局、将来一番うまくいくのではないかと
安心する父であった
どんな味するんだ?海外セレブプロデュースの酒