悪いものには悪いと言える社会へ | おせっかいオヤジの子育てプロジェクト

おせっかいオヤジの子育てプロジェクト

中学生の息子と高校生の娘を困らない社会人に育てるべく立ち上がった親父の物語

先日、息子が突然

とか、一歩間違えれば

底なしにサムい部類の話を

し始めたので、その勘違い感の漂う

ご意見の”源泉”を聞いてみると、

学校でもやんちゃで有名

恐い先輩グループが

ある日、売店で売っているパンを

部活終わりの息子達に急に配り始めたそう。

 

空腹MAXもあり、

ありがたく頂こうと思ったが

同級生達にも同じパンを

大量に渡していた為、不審に思い

先輩グループの話を盗み聞きしてみると、

なんとそのパンは購買で

万引きしたものであるのが発覚 ポーン

 

空腹も一気に引く‟不正パン”の事実と

やんちゃ先輩達の海賊オーラ

ビビッて動けなくなる同級生を尻目に

以前からイジメを目撃したら

す、かさず学校へ改善を求めるような

妙な正義感を持つ息子は

例外なく顧問へ即通報し、

あえなくその海賊グループは

一網打尽になったという。

 

しかしながら、事はそんな単純には終わらず

内部通報という不文律を破った代償として

当然、他の仲間の先輩海賊達からの

『報復』という理不尽な招待状が届き

制裁を受けそうになっていると、

過去にイジメを助けたメンバー達が終結し

先生をも巻き込み介入し、

オレオレ詐欺のねずみ講グループ

さながらに学年をも超えた大規模な

『イジメ壊滅作戦』にまで発展したという。

 

 

こんな万引きGメンのような

振る舞いが、果たしてみんなから

本当に愛されているものかと、

超警戒レベルのサムい指数

親として感じながらも、この妙な正義感は

少しだけ皆の勇気を動かす‟信用”

得られていたのではと安心したウインク

 

 

実はちょうど最近、父の会社でも

経営層の一人が年間目標数字が足りないと、

関連会社に『優越的地位の濫用』で

“粉飾決算”の強要を持ちかけられて

困っているとそこの社長から

相談されたばかりだ チーン

 

会社の内部告発となると

中学生のドラマティックな展開とは違い

海賊は海賊でも樽に詰められて一発で

剣を差されて社外へ飛ばされる方の

『リアル黒ひげボカン』状態

になるという、違う意味でドラマティックな

展開になってしまう為、

完全にビビり散らかしていたが、

そんなビビりの壁など

軽く乗り越えていく13歳の息子に

黒ひげボカンの海賊として

最後のプライド

揺り動かされた一瞬だった真顔

 

 

昨今では、

‟クラウドファンディング”や"投げ銭”のように

考え方や行動が支持されて投資されるような

時代であり、実績に裏付けられた

“信用”は今の時代、絶対的に

必要とされるものである。

 

 

しかしながら大人になると、

それこそどっかの国のように

明らかに悪い事だと分かっていても

変な大義をふりかざして実行し、

それを明らかにおかしいと見ている

周りも止めないという

”悪しき不文律”

作り出してしまうのはなぜなのか?

 

是非、息子にはそういった

”悪しき不文律”をぶち壊す

大人になって欲しい一方、

先に送付された通知表の評定平均が

パスタ並みの1.7と、

信用を獲得する前に常識を養うべきだと

真剣に悩む父であったデレデレデレデレ

 

 

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