先日、勝間さんが紹介してた本について書きました。


急に売れ始めるにはワケがある ネットワーク理論が明らかにする口コミの法則 (SB文庫 ク 2-1)/マルコム・グラッドウェル
¥819
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あの時点では、まだちゃんと読んでいませんでした 笑


で、今読んでいるわけです。


ライターが書いた軽い感じの本です。

ですが、具体的な事例を使って、幅と深みのある指摘をしている気がします。


本の中にもしばしば研究者が出てきますが、

研究者としては、経験則とかで語られたりするような現象を裏付けるデータとかが必要になります。


その点、研究者とは異なる立場で意見を言う場合には、論文形式ではない場合には、

意見だけでも大丈夫なわけですよね。


こういうことが多い。っていうことで、一つの意見に出来ます。

厳密性が薄れるのかもしれないけど、経験則は有意な現象を発見する宝箱です。


研究者としては、それを裏付ける膨大なデータが必要になって、大変なんですけどね。





大学生時代にビジネス書のレビューを書いては
それに目を通していました。

最近働き出してからそれを見てみると、

また違った説得力と言うか、魅力を感じます。


意外にたくさんあるので、書くことない時はレビューの紹介です(笑)


今日は早速ですが、レビューです(・ω・)/


「原因」と「結果」の法則/ジェームズ アレン
¥1,260
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人々の多くは、環境を改善することには、

とても意欲的ですが、

自分自身を改善することには、ひどく消極的です。

彼らがいつになっても環境を改善できない理由が、ここにあります。




道は開ける 新装版/デール カーネギー
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私たちが避けようのないものに文句をつけ、

反抗してみたところで、

避けようの無いもの自体を変えることはできない。

だが、自分自身を変えることはできるだろう


今までの私は、全世界とそこに住む全ての人間を

変えてしまいたいと思っていた――

だが、変えなくてはならないものはただ一つ、

私の心というレンズに組み込まれた

レンズの焦点距離だったのです。


人間は起こることよりも、

起こることをどう評価するかによってひどく傷付くのだ。

そして起こることをどう評価するかは、

私たちの心一つにかかっている。






どちらも有名な本みたいです。

抜き出してみた言葉は、どれも、同じ事を言っています。


私も、状況を変えたいと思えば、まず自分を変えたいと思います。

なんで私が借金を…

なんて考えてたら、ウツになっちゃいます 笑


自分を変える。

これって厳しいけどきっと、怒りとか悲しさを和らげてくれます





前に、産地に注目して論文を書いたこと、ちょっと書きました。

それに関連して地域ブランドについて今日は書いてみます。


地方は大変ですよね。

私も地方出身ですが、実家に帰る度に、やっぱり地方の難しさを感じます。

テレビで見てると、助けを求める地方の声というのは、甘えにしか聞こえません。

でも、実家帰ったら、「こりゃ、どうしようもないな∑(゚Д゚)」と感じます。

あの状況を打開するのは、並大抵の事ではないです。


そんな中で、国も含めて地方の活性化が叫ばれていますヽ(;´Д`)ノ


具体的には、公共事業みたいのは置いといて(実際は超大事かもですけど)…

地域のブランド化です。


その前に色々やってきてますが、結局は


観光振興

無理なら、特産品(北海道の先っぽに行きたくなくても、そこのカニは食べたいな、と思わせれば勝ちです)


こういうのを通じて、地域を振興する、みたいな流れが全体としてあります。


みなさんはB級グルメグランプリ知ってます??

あれを通じてかなりの人が、各地のB級グルメを食べに行っているそうです。


B級グルメを食べに、北海道の人が沖縄に行くのはキツイです。

でも、隣接する都道府県であれば、かなりの人が行きます。

(調べたら統計で出てます)


また、静岡空港できましたが、あれは東京とか中心地とつながる空港ではありません。

静岡という地方が、他の地方とつながる空港です。


その意味で、地域それぞれが魅力を持たないと意味ないです。

ビジネスと帰省以外で誰も乗りません。

でも、乗る人が拡大していったら、地域が魅力を発信してるとも考えられます。

私は、そこに地域ブランドの成功の要因がちらついてきそうだな、と注目しています。


地方が地方を互いに支える時代になっていくのかも知れないですよね。