今日は、私の研究内容について、です。
私が学部時代に手を付け、大学院に入っても続けていこうという内容はどのようなものなのか。
簡単に言いますと…
何かが社会に普及したり拡大していくためには、必要なものがあると思うんです。
「対象(製品とか)の良さ・魅力」 + α
この「+α」が何か、というのがテーマです。
これを考えるにあたって、学生時代に目を付けたのは「産地」です。
結構似たものが多かったりする商品分野で、
特定の産地のものだけ売れる、そういうケースはありますよね。
「この製品買うならこの産地」みたいなイメージです。
(「メイドイン・チャイナは避けちゃうな」みたいのもある意味同じかも)
例えば、イタリア製のスーツ、日本製の自動車、松阪の松阪牛などなど。
スーツも、自動車も、牛も色んな所で生産されていて、他にも製品に力がある産地があるのに、
多くの人が、即座にその地域を思い浮かべる。
そんなことで、製品力以外の何かが、そういった地域の特性からわかるかも、という研究をしてました。
最近、勝間さんがティッピング・ポイントに関する本を紹介していました。
- 急に売れ始めるにはワケがある ネットワーク理論が明らかにする口コミの法則 (SB文庫 ク 2-1)/マルコム・グラッドウェル
- ¥819
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これは話の広さとして懐が深いですが、自分の関心は、特に製品に限った場合にティッピング・ポイントを
生み出す条件みたいな位置づけです。
今も関心を持って、色々な事例を見ていますが、大学院に戻ったらもっと深くやっていきたいです。
ところで、何かが普及していく現象について、本当に色々な考察がされていますよね。
マーケティングでは、古典的な4Pで分析したり、バズマーケティングとかバイラルマーケティングを挙げてみたり、
ネットワーク理論出してみたり、こういうブログみたいな発信ツールに注目してみたり。
やっぱ口コミだよね、みたいなノリは全体的に強いですけど…。
その口コミがどうすれば起こせるのか、っていうのが本当に必要とされていることですよね。
口コミの起こし方、みなさんはどう思います?