上代です
2014年モデルのツーリングモデルが大幅に変わりましたので、納車前点検をしながらしっかりと確認していましたが、カウルの中がようやく整理整頓されました
カウルの中身が一新して、配線の束がのたうちまわっていたのが、スッキリしました。
メカニックになりたての頃、ウルトラのカウルの中を見て「ムリ」と思ったもんでした。
両側の白いボックスは、スピーカーの音質の為のエンクロージャー(共鳴室)です、スピーカーだけで鳴らしているよりも低音の効いた迫力の有る音になります
そして、このスピーカーボックスは、カウル全体の剛性を上げる効果を担っているとも思われます、最中のように突きあわせていただけの、ナヨナヨのカウルが走行風を押しのけて走っていた感覚が、2014年モデルでは、カウルで空気を切り裂いて走行している感触がハンドルにも伝わってきます。
ライダーに伝わってくる「剛性感」の上手な演出だと思います。
しかし、ステレオの左側に無駄なスペースを発見...。
右側の携帯や音楽プレーヤーを入れるボックスみたいにしてくれればいいのに~
2013年までのツーリングモデルにも、走行性能向上のカスタムは施せます
今週は2014年モデルのFLHTKTCの試乗車はHD東大阪で使っているので、奈良店には2013年のFLHRしかありませんが、ちょっとカスタムしてみましたので、乗って体感して欲しいんです~。
フロントタイヤの軸、アクスルシャフトをクロームモリブデン鋼で創ってもらいました
ノーマルの中空の鉄製から、クロモリ鋼の無垢棒に替わってます、鈴鹿の4耐レースに出場している方の製作品ですが、レースには効果てきめんだそうです。
こんなんで乗り心地変わるかいな~?と、半信半疑でしたが、フロント周りの剛性感が大幅にアップ!
(したような気がします)名阪国道の下りは、路面も荒れてるしコーナーもキツイんで怖いんですが、かなり安心して攻められました
2014年ツーリングモデルの、フロント剛性にはビックリしましたが、それに匹敵するのでは!というのは言い過ぎか...、でもオーナー様なら自分のバイクの変化を、きっと体感できる筈です。
ちなみに近日発売予定です、またブログアップします。
こちらも今更の紹介ですが、ツーリングモデルのフレーム剛性アップに有効なツアラーブレース
これは試乗車ではなく、お客様のウルトラに取り付け風景です。
フロント21インチにカスタムして、ヨレが気になるので取り付けて、改善の様子をみます。
アクスルシャフトも量産の暁には、装着してみたいとの要望も頂きました~
店頭にはレッドアルマイトをひとつご用意していますので、気になる方はお問い合わせ下さい
2014年ツーリングモデルに着けたら、鬼に金棒なんでしょうか、それとも2014年モデルでフレーム強化された効果はスタビライザー類は必要の無いほどになっているんでしょうか?興味深々で御座います。