映画祭本番まで、あと9日!さぁいよいよ間近に迫ってまいりました。
本日より上映作品の予告編を公開してまいります。
予告編ドキュメンタリー映画「僕のうしろに道はできる」
【ヒューマンドキュメンタリー映画祭《阿倍野》2013】
8月30日(金) 13:00~「僕のうしろに道はできる」
監督・岩崎 晴子よりメッセージ
「僕のうしろに道はできる」を本映画祭で上映いただけることがとても光栄でうれしいです。
この映画制作を通して教えてもらったこと。
それは、人と人が一緒に生きることで、どれだけ無限の可能性が広がるのかということでした。
「奇跡」と思われるようなことも、人と一緒 に取り組むことで「常識」になっていくのです。
この映画では、脳幹出血のために“植物状態”と言われる状態となり、回復の見込みはないと思われた“宮ぷー”こと宮田俊也さんが、元同僚だったかっこちゃんこと山元加津子さんたち仲間の支えの中で、生きることを取り戻していくまでのプロセスを描いています。
宮ぷーは主治医から「万に一つも意識は戻らないし、全身も麻痺したままで動くようにはならない」と宣告されました。
でも宮ぷーが倒れた時から、かっこちゃんは「宮ぷーは意識があるし、全部聞こえている、分かっている」と言いました。
そして、何の反応も返ってこない宮ぷーに話しかけ続けました。
かっこちゃんは「必ず回復していく」と信じます。
毎日病院に通い、リハビリを手伝うようになりました。
周りは誰もがあきらめていました。
しかし時間はかかりましたが、宮ぷーは体が動くようになり、意思伝達装置を使って、自分の気持ちを伝えられるようになったのです。
宮ぷーは、「体が動くずっと前に意識はあった」と言いました。
意識はあるのに、体のどこも動かせず、自分の気持ちを伝えられない中で生きるということは、どんなでしょうか?
宮ぷーに怖くなかったのか?と質問しました。
「かっこちゃんがいたから何とかしてくれると思って怖くなかった」と答えがありました。
実は今、世界中で同じような状況の方がたくさんおられます。
医学の世界でも早くからこのことに気づき、訴え続けてこられた紙屋克子先生、教育界では柴田保之先生がおられます。
しかし、広まっていません。
意識がありながら誰にも気づいてもらえないという極限状態に生きておられる方が、一人でも気づいてもらえて、回復を信じられて、希望の中で生きていけますように、という願いを込めて映画を制作しました。
私達は、自分が生きていることで必ず誰かを温める灯になっています。
そうやってお互いを温め合う灯が広がって、ますますぬくもりに溢れた地球になりますように。
会場で皆様にお会いできることを楽しみにしています。
「僕のうしろに道はできる」公式サイト
岩崎 靖子 (監督)
コーチ、映像作家。監督作に「命がしゃべっている」「宇宙の約束」など。