映画祭本番まで、あと5日!
予告編「ニッポンの嘘~報道写真家 福島菊次郎90歳~」
【ヒューマンドキュメンタリー映画祭《阿倍野》2013】

8月31日(土) 15:15~
「ニッポンの嘘 報道写真家 福島菊次郎90歳」 長谷川 三郎監督
監督:長谷川 三郎よりメッセージ
報道写真家、福島菊次郎さんと出会ったのは、今から4年前の2009年の夏。
「報道写真家 福島菊次郎が、瀬戸内海の街に暮らしている。現在90歳近い年齢で、胃がんを患い、満身創痍。
ちゃんとお話が聞けるのは、今が最後のチャンスかもしれない…」
そんな話を聞き、プロデューサーの橋本佳子と、広島行きの新幹線に乗った。
権力の嘘を暴き続けてきた反骨の報道写真家、福島菊次郎とは、一体どんな人物なのか…。
緊張気味の私を出迎えてくれたのは、六畳間で愛犬ロクと暮らす、福島さんのとびきりの笑顔だった。
「なんでも聞いてくださいよ。だいぶモウロクしているけど、レンズを通して見た戦後だけは、しっかりと頭に残っているの」
大先輩である福島さんに失礼な物言いかもしれないが、そのチャーミングな人柄、そして壮絶なカメラマン人生に、初対面から魅了されてしまった。
福島さんがカメラで暴こうとした『ニッポンの嘘』を伝えたい…。
その直感を頼りに、東京から福島さんの元に通う日々が始まった。
そして取材の最中、2011年3月、あの取り返しのつかない、福島原発事故が起きてしまった…。
食い入るようにTVニュースを見つめる福島さんは、無念そうにつぶやいた。
「今のフクシマがヒロシマに重なる…」
国家に棄てられたヒロシマの被爆者との出会いをきっかけに、カメラマンの道を歩み始め、人生をかけて暴き続けた『ニッポンの嘘』。
その福島菊次郎の写真を改めて見つめ直した時に、息をのんだ。
3.11以降のニッポンを覆うであろう嘘を、写真が静かに語っていたのだ。
「嘘を許してはいけない…」
先行きの見えない時代が続きますが、スクリーンを通して、福島菊次郎さんと出会い、これからのニッポンについて考えて頂ければ嬉しいです。
公式サイト
長谷川 三郎(監督)
1970年千葉県出身。
1996年よりドキュメンタリージャパン参加。
TVドキュメンタリーを多数演出。



