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ヒューマンドキュメンタリー映画祭《阿倍野》のスタッフブログ

『1日だけのヒューマンドキュメンタリー映画祭2025』開催!
2025年11月15日(土)11:00〜/大阪市中央公会堂 地下大会議室

2014年のオープニング作品は、当映画祭プロデューサーである伊勢真一監督の
『小屋番 ~涸沢ヒュッテの四季~』でした。









北アルプスの四季の巡りと人の織り成す映像詩、山好き、自然好き、人好きには観逃せない爽やかなドキュメンタリーです。

今回は、映画にも登場する穂高岳山荘の小屋番であり、カメラマンでもある、はっちゃんこと宮田八郎さんも伊勢監督と共に舞台挨拶を行いました。
また、ロビーでは、お二人ともお客様に対して丁寧にサインに応えておりました。


【のぼりは映画祭の“顔”】
今年の映画祭が終わって大量に撮影した記録写真が、ようやくまとまってきました。
そこで今日から、映画祭の様子をこれらの写真を駆使して、お伝えして参ります。

その1回目は、「幟(のぼり)」。








映画祭の会場、大阪・阿倍野区民センター大ホールの2階入り口に向かう大階段に、数十本の幟を立てて、全国から来られるお客様をお迎えします。

初日の開場前に、スタッフ、監督、更にはゲストまで動員して、一気に幟を設置! 何だか学園祭みたいなノリで楽しんでいます。
ヒューマンドキュメンタリー映画祭《阿倍野》2014




みなさま、ご来場いただき、誠にありがとうございました!
おかげさまで無事、大盛況のうちに終了することができました。

今年も新たな作品、監督のみなさまとの出会いがありました。
ご来場いただいたお客様、ゲスト、協賛企業のみなさまからの励ましや感謝のお言葉もいただきました。
実行委員、一同大変感謝しております。

みなさまと共に、すばらしい感動と出会いを生み出せる映画祭とすることができたと感じております。

開催中の様子はこれからちょっとずつ書いていきます。
監督さんや実行委員の頑張ってる姿を見てもらえればと思います。
予告編:『妻の病 -レビー小体型認知症-』(87分)
監督:伊勢 真一
上映日時:8月24日(日) 15:15~


・関西初公開



予告編:『妻の病 -レビー小体型認知症-』

「妻の病」を巡って

「まるで夢のようだね…」
認知症の日々を生きる妻に夫が語りかける。
二人はうなずき合う。
この映画は、認知症のドキュメンタリーというよりも、病を経て絆を深める、ある夫婦の愛の物語である。
2011年3 月11日。東日本大震災のその日、私はひとりの友人の話を聞くために、高知県南国市にいた。
友人の名は石本浩市(62 才)、ふるさとのその地で小児科を開業する医師である。
十数年前、小児がんの子どもたちのキャンプで出逢い、10 年がかりで『風のかたち』という映画を製作した仲間だ。
その日、石本医師が語ったのは、小児がんの話ではなかった。

レビー小体型認知症。
それが、彼の妻の病名だった。
妻・石本弥生さんは、石本医師とは幼なじみ、50 代から若年性の認知症となり、10年間、石本夫妻は病との斗いに明け暮れて来た。
小児がん治療と地域医療の取り組み、妻・弥生さんの認知症との格闘、決してキレイゴトでは片付けられない日々…。
石本医師は、医師ならではの観察眼で、弥生さんの発症以来の日常を、まるでカルテを書くように、こと細かに記録していた。
認知症が進行し、今では身の回りのことがほとんど何も出来なくなった弥生さん…。
その弥生さんに深い愛情を寄せケアする石本医師、家族、親戚、地域の人々。
映画「妻の病 –レビー小体型認知症–」は、四国・南国市の豊かな自然に育まれ、
支えあうように生きて来た一人の医師と、認知症の日々を生きる妻との、10年間に及ぶ“いのち”を巡る物語である。
認知症の人は“何もわからない人・出来ない人”ではない。“本人なりの思いや願い、出来る力を秘めている人”である。

監督プロフィール ----------
伊勢 真一
(監督・ヒューマンドキュメンタリー映画祭《阿倍野》 総合プロデューサー)

1949 年東京生まれ。
1995年、重度の障害をもつ少女の12年間を追った作品「奈緒ちゃん」で毎日映画コンクール記録映画賞グランプリを受賞。
近作に「風のかたち-小児がんと仲間たちの10年-」(09・文化庁優秀映画賞受賞)、
「大丈夫。-小児科医・細谷亮太のコトバ-」(11・キネマ旬報文化映画ベスト・テン第1位)、「シバ 縄文犬のゆめ」(13)。
ヒューマンドキュメンタリー映画祭《阿倍野》をはじめ、大倉山映画祭・はなまき映像祭など、各地でドキュメンタリーの映画祭を企画。
2013年度「第11回シネマ夢倶楽部賞」を受賞。
昨年公開となった「小屋番 涸沢ヒュッテの四季」と、最新作「妻の病-レビー小体型認知症-」を今年度、映画祭で上映。
予告編:『SAYAMA みえない手錠をはずすまで』(105分)
監督:金 聖雄
上映日時:8月24日(日) 15:15~


2013キネマ旬報文化映画第3位
池田市人権映画祭 最優秀作品賞受賞



予告編:『SAYAMA みえない手錠をはずすまで』


獄中32年、仮出獄19年。
身に覚えのない逮捕から実に51年、今も無実を訴えつづける人がいる。
石川一雄 75歳。
どんなに大きな苦難を背負っていても“生きることは美しい”石川一雄さんと早智子さんとの出会いはそう思わせてくれるものだった。
1963年5月1日埼玉県狭山市でおこった女子高生殺害事件。
いわゆる“狭山事件”。犯人にでっちあげられたのは被差別部落に住む石川一雄さんだった。
事件から半世紀「殺人犯」というレッテルを背負い続けながら、石川さんは今もなお「私は無実です」と訴え続ける。
映画はそんな石川さんと連れ合いの早智子さんの日常に3年間寄り添った。
獄中で文字を覚え、同じ冤罪被害と闘う友と語らい、そして最愛の人早智子さんと共にあゆむ。
「不運だったけど不幸ではない!」というふたり。
「冤罪」という強いられた人生を受け止めまっすぐ“凛”と生きるその姿は、時として美しく人々に感動をあたえる。
その何気ない日常のなかからあぶりだされたものは普遍的なメッセージだった。
「幸せとは」「愛とは」「友情とは」そして「正義とは」…。
映画は問いかける。

監督プロフィール ----------
金 聖雄(監督)

1963年大阪・鶴橋に生まれる。大学卒業後(株)リクルート勤務。
その後自分で商売をはじめるが失敗。
「何か?やりたい、出来るんだ」という想いを胸にくすぶらせながら、結局“愛する人”を追いかけて東京へ…。
東京にて料理写真家の助手を経験後、助監督になる。
1993年からフリーの演出家としてスタートPR映像やドキュメンタリー、テレビ番組など幅広く手がける。
2004年、在日1世のおばあちゃんの日常を4年間追いかけたドキュメンタリー映画「花はんめ」を監督。
2011年、2作目「空想劇場~若竹ミュージカル物語~」を監督。
2013年9月「SAYAMA みえない手錠をはずすまで」完成。