8月28日映画祭最終日の報告…その2 | ヒューマンドキュメンタリー映画祭《阿倍野》のスタッフブログ

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『1日だけのヒューマンドキュメンタリー映画祭2025』開催!
2025年11月15日(土)11:00〜/大阪市中央公会堂 地下大会議室

こんばんは。大阪事務局の池本です。

先週に引き続き、
<8月28日映画祭最終日…その2>の報告です。

1週間の間に台風が過ぎ、季節はすっかり秋の気配に変わりました。
人も車もまばらになった夜には、
優しい音楽のように虫の声がひときわ美しく聞こえてきます。

さて、ヒューマンドキュメンタリー映画祭の最終上映作品は
「サトロ~被災地からの歌声」

3月11日から4日後、カメラは宮城県・亘理町に入る。
そこに暮らすミュージシャン苫米地サトロの安否を訪ねるために…。
以来5ヶ月、
亘理町と福島県・飯館村を訪れ記録した未完成のドキュメンタリーを、
阿倍野映画祭バージョンとして特別公開。

上映後、
ドキュメンタリーの主人公「苫米地サトロ ライブ」が始まりました。

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ギターとハーモニカと少しの荷物を抱え、
前日の朝、夜行バスで亘理町から駆けつけてくれました。
控え室で話している時には訛りのあるだみ声なのに、
本番になると大ホールにさわやかな声が響き渡ります。
「風のかたち」主題歌の「川」はいいですね!
震災後の今、以前にも増して心にしみいる歌声でした。

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亘理町では、震災後サトロさんたちが立ち上げたFMあおぞらで、
月命日の毎月11日に、
震災で犠牲になった人たち全員の名前を読み上げています。
9月11日にはサトロさんが一人ひとり読み上げたそうです。

それではいよいよ映画祭最後のイベント
「ヒューマンドキュメンタリーコンテスト最優秀賞」
の発表です。

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2011年のコンテスト入賞作品は以下の7作品
に決定しました。

「硫黄島から戻ったイチョウ」山下 香(東京都府中市)
「3.11からNext~ある歯科医の挑戦~《序章》」池田由利子(大阪府大阪市)
「待合室の、片隅で。」牧野竜二(北海道稚内市)
「あみLOVE友」兵庫県立小野高等学校放送部(兵庫県小野市)
「真珠の首飾り」辻村真衣子(兵庫県西宮市)
「出張紙芝居~笑顔を君に~」橘 剛史(福岡県行橋市)
「大切な毎日」宮中里奈(兵庫県揖保郡)
遠方の方も多く、4名の方が授賞式に出席されました。

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「硫黄島から戻ったイチョウ」制作スタッフの村松 拓さん

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「真珠の首飾り」監督の川 恵実さん

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「大切な毎日」制作者の宮中里奈さん

そして「最優秀賞」は、
「出張紙芝居~笑顔を君に~」橘 剛史
「3.11からNext~ある歯科医の挑戦~《序章》」池田由利子
の2作品に決定しました!

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「3.11からNext~ある歯科医の挑戦~《序章》」制作者の池田由利子さん

「出張紙芝居~笑顔を君に~」は、
持病を抱えながら、独自の紙芝居づくりを追求する青年をみつめた作品。
「3.11からNext~ある歯科医の挑戦~《序章》」は、
一人の歯科医の決意が多くの人たちを突き動かしていく姿を追った作品。
2作品とも映像、技術とも良くまとまっていて甲乙つけがたく、
喧々諤々の議論のすえ今年は2作品最優秀賞受賞となりました。

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総評は審査委員長の伊勢真一監督

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映画祭総合プロデューサー伊勢真一監督の挨拶で、
2011年ヒューマンドキュメンタリー映画祭《阿倍野》は幕を閉じました。

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ほっとする間もなく、閉館までの後片付けに大わらわ。

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そんな喧噪の中でも、
サトロさんのまわりは時間がゆったり流れているようです。

3日間、映画祭にお越しいただいた皆様
ありがとうございました!

来年は10回目を迎えます。
2012年も、夏の終わりにお会いしましょう!