今日は久しぶりに暖かいですね。
これで桜も一気に満開!
みなさん、もうお花見に行かれましたか。
ところで、ヒューマンドキュメンタリー映画祭には、
監督やディレクター、クリエイタ-、企業人、NPO、ニート、主婦など、
多様なジャンルの人達が自主的に関わっています。
普段はみんなバラバラで、それぞれの仕事に忙しく駆けまわっています。
そんなメンバーの一人、
当映画祭のプロデューサーでもある伊勢真一監督作品の
「風のかたち—小児がんと仲間たちの10年—」が、
平成21年度文化庁映画賞文化記録映画優秀賞を受賞しました。

「この賞は、映画に登場する小児がんと闘う子供たちと、それをサポートする医師やボランティアスタッフたちの生きる姿や生きる力が観る人に強い印象を与え、それが評価されたものだと考えている。ドキュメンタリーというのは、人や自然や動物たちといった対象を、自分がしっかりと見て、自分なりにそれを伝えていくもので、その登場人物の生き方や存在そのものに共感してくれることが、何よりもうれしいことだ。そして、撮って完成した時点ではまだ未完成で、みんなに観てもらうことで、本当の映画になっていくと思っているので、そのために皆さんの力を貸していただきたい」
(授賞式での挨拶)
実は、映画なのにお披露目できないジレンマを抱えていた。
「病気を公にしたくない」という子どもや家族の希望で、一般には非公開の約束で撮り溜めていた。10年という時間は、公開に全員が納得するまで「待つ時間」でもあった。
(Asahi Shimbun Weekly AERA 2009.12.14より)
小児がんはもう、不治の病ではありません。
現在、全国におよそ2万5千人いると言われる小児がん患者の10 人のうち、
8人までもが治っているのです。
確かに、一時代前まで、死に至る病として恐れられていたのですが、
医学の進歩は、20世紀後半から、小児がんを“治る病気”に変えたのです。
「劇的に変化し続ける小児がん治療の只中で、子ども達の心の側に立って映像を記録することは、大きな意味があると思う」細谷医師をはじめとするSMSキャンプスタッフと私の考えは一致していました。
そして10年。
10年間の記録は、子ども達の蘇る命の力を見届け、
成長を見守る「再生」の物語となりました。
『風のかたち-小児がんと仲間たちの10年-』は、
4月10日から阪急十三駅西口にある第七芸術劇場で上映されます。
4月11日(日)には伊勢監督の挨拶があります。
昨年の映画祭でご覧になれなかった方、
もう一度ご覧になりたい方、
ぜひ十三の第七芸術劇場へお越し下さいね。
● 4月10日(土)~4月16日(金)
<時間> 12:15(~14:10終)
● 4月17日(土)~4月23日(金)
<時間> 10:15(~12:05終)
一般1,500円
専門・大学生1,300円
中・高・シニア1,000円
第七芸術劇場
大阪市淀川区十三本町1-7-27サンポードシティ6F
TEL:06-6302-2073 FAX:06-6302-8820
