元神奈中シリーズが続きますが、ちょうど写真撮影に力を入れていた時期と、当該車両の活躍時期が一致していたので、必然的にそうなるわけでして・・・。
UD車と共に、一大勢力となったLV314系です。関東自動車には川重(IKC)車体と富士重車体の双方が移籍してきましたが、富士重車体のクルマに関してはL尺車のみでして、長尺のN尺は存在しませんでした。
▲駒生営業所で許可を得て撮影しました。当時はデジカメなどはなかったため、フイルムでの撮影。フイルム代に現像代等々、撮影するにも色々とおカネの掛かる時代でしたので、被写体を厳選することになります。と、言うわけで、このような多数派のクルマは、実はそれほど記録が残っているわけではありません。この897号車は1985年式でして、大型方向幕を装備しています。
▲宝木団地の折り返し場にて。いすゞ車の場合、こちら側にエンジンルーバーがないこともあって、非常にすっきりとした印象を受けます。LV314系は、軽やかな走行音の割に、低回転域で黒煙が出ることが多く、そのギャップが面白かったです。