初めまして、HCAP東京大学運営委員会の石川知輝と申します。ニックネームはパパです。なんでこんな名前になったのかは僕もわかりませんが、カンファレンスで圧倒的覚えてもらいやすさを誇りました(顔は覚えてないけど名前覚えてもらってることの方が多かった涙)。
ハーバードカンファレンスも四日目となった1月17日についてご報告させていただきます。
が、その前に例によって自己紹介をば。
広島学院高校を卒業し、主に哲学を中心として人文系の学問に興味を持っています。今回のような国際カンファレンスはG7青少年外相会合、国際哲学オリンピックに続いて3回目ですが、未だに自らの至らなさを自覚し続ける日々です。(哲学オリンピックの宣伝もこの場に便乗してさせてください!圧倒的倍率の低さと圧倒的楽しさと圧倒的な深さを兼ね備えた最高のオリンピックです!)
広島で生まれ広島で育ち、広島を愛しているために3月の東京カンファレンスでは広島訪問企画の担当を行っております。広島企画のブログならびに報告もぜひお楽しみに。
さて、1日を朝ごはんから始めたいところですが、実は大学の期末レポートを書かざるを得なかったため、夜中の3時まで起きていました。今日はこの夜更かしに一日中悩まされ、学習計画の重要性をボストンに来てまで再認識する羽目となりました。
起床は8時半、朝食が9時からです。ボストンは今日も寒いです。マフィン・チーズなどのいつもと変わらない朝食を食べたのち、みんなでMuseum of Natural Historyに行きました。大学の博物館ということで東大サイズのものを想像していたのですが、比べ物にならないほどの建物の大きさならびにコレクションの充実度でした。特に興味深かったのはガラスでできた植物の見本です。顕微鏡が高価だった時代、ガラス職人に私財を投じて花の雄しべなどを拡大した非常に精巧な模型を作っていたのです。現在の植物学から見ても非常に正確なもののようで、入り口に一番近いメインの展示のところにおかれてありました。壮観です。
午後はSamuel Adams というビール工場もしくは州議会のどちらかに見学に行きました。僕はHCAP Tokyoからただ一人だけビール工場に行きました。正直ガイドの人があまりにも早口だったのでほとんど何言ってるかわかりませんでしたが(周りの人はわかってるようでした。恥ずかしい話です)、ただ一人の日本人で突っ込んで行ったために台湾や香港の生徒と話す機会をたくさん持てて、結果オーライだと思っています。
その後はMuseum of Fine Artsです。これもまた収蔵品が膨大で、あっけにとられてしまいました。18日のPublic Libraryと合わせて考えてみても、ボストンの人たちの文化への愛と敬意が強く感じられ、非常に感銘を受けました。この圧倒的な文化資本の蓄積はなかなか日本では目にすることができません。一人で恍惚感に浸っていました・・・。
しかし、元気だったのはここまでで、夜のAmerican GameやChill Sessionはほとんど寝ている状態でした。前日の無理がボディーブローのように効いてきます。Chill Sessionは、どうでもいい話題でおしゃべりをしたり、お酒をかけたトランプゲームをしたりと、様々なようです。
さて、明日はお待ちかねのMr. HCAPです。ハーバードカンファレンスで大活躍のインディからのご報告をお楽しみに!