Harvard Conference 2018 Day 3 | HCAP東京大学運営委員会(HCAP Tokyo)

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みなさんはじめまして!

東京大学文科Ⅰ類で学んでいます、齋藤亘佑(Kevin)です。

出身は開成高校で、高校3年次に国際地理オリンピックに日本代表として出場しました。学校行事では文化祭で実行委員長、運動会でクラスの責任者を務め、中高生らしい (?) 失敗や成功を体験しました。あとは旅行好きで、長期休暇の間に日本全国を鉄道メインで廻ったりもしていました。

Day2担当の村上も生物オリを宣伝していましたが、地理オリンピックもよろしくお願いいたします!地理は暗記科目ではありません。日常から生まれてくる人生そのものに常に新鮮な見方を与えてくれて、新たな命をその都度吹き込んでくれる、極上の娯楽です…!(以下話すと長くなるので、また別の機会に。)

▲車窓は素晴らしい...皆さんも是非窓側の席を取りましょう。(本当は成田-ボストン便から見られる景色についての報告書が書きたかった)(アラスカ上空を通過する機内から)

 

さて、Harvard Conference Day3の内容へ移りましょう。

Day3のアクティビティは、「講義」「ダンスワークショップ」「タレントショー」の3つでした。これらと、その間に設けられていた自由時間について、個人的な感想を混ぜつつご紹介します!

 

○「講義」

「講義」は、今カンファレンスのテーマである”Redefining the Leadership”の一環としての、ハーバード・ケネディ・スクールのMatthew Bunn教授による講演と質疑応答でした。Bunn教授はG.W.ブッシュ政権やオバマ政権を始めとして様々な立場から米国の核政策に長年携わってきた当事者として、複雑な利害衝突を乗り越え解決策を見出す体験を紹介していました。極めて複雑で繊細な面もあるこの問題については、特に質疑応答で突っ込んだ内容へ立ち入ることもあり、多様なものの見方が肌で実感できる、国内では積むのが容易ではない経験になったと感じます。

▲朝のレクチャーに向かう参加者たち

 

○「図書館訪問」

昼食を戴いた後、夕方までは幾つかの選択肢が用意された時間が設けられていました。「スケート」「映画鑑賞」「自由行動」から選ぶことができ、私はスケートと悩みつつも「自由行動」にしました。というのも、ここでしかできないことの一つを叶えておきたかったからです。それは『図書館訪問』です!ご存知でしたか?実は東京大学は2015年にハーバード大学との協定を結んでおり、東京大学の関係者は簡単な通行証をその場で発行してもらうだけで、本来ハーバード大学関係者しか入れない大学図書館に自由に立ち入ることができるのです!私が訪れたWidener Library内には荘厳な大理石造りと高い天井によって巨大な空間が広がっており、膨大な書籍の山に見守られつつ自然と身を引き締めて真摯に学習に向き合えたように思えます。

▲大学内最大規模を誇るWidener Library

 

○「ダンスワークショップ」

夜のパーティーに参加してみると、各国の大学生のダンスが上手いのに驚かされます。彼らは恥ずかしがらないのもありますが、いざ自分も踊ってみると、そもそもリズム感が一致して格好も良い体の動かし方が中々難しく…。このワークショップでは、そんな私たちにハーバード生が幾つかの基礎的なステップワークや身振りの付け方をレクチャーしてくれました。グルービーな曲に合わせて各国の人達と踊り合うのは、疲労した体にまるで再び活力を注いでくれるかのような素晴らしい体験でした!

 

○「タレントショー」

参加者が自慢の才能を披露するこの機会にはチーム参戦も認められており、我々東京大学メンバーは全員で参加しました。披露したのはソーラン節。銘々が法被と鉢巻を持参し、直前にも全員で繰り返し練習して臨んだという気合いの入れようでした(笑)。踊りが失敗しないか、観客の反応が芳しくないのではないかと不安はありましたが、本番の途中に観客席からドバイの大学生をダンスに引き込むなどもした結果、観客も「ソーラン、ソーラン!どっこいしょー」を叫んでくれるなど、パフォーマンスは上々の受けのようで一同安堵しました。他のアジア大学生やハーバード大生も個性あるパフォーマンスを行い、楽しみながら相互理解と交流のきっかけを築けたひとときでした。

 

これら一連の企画を終えた夜には、連日繰り広げられるパーティーが再び待ち受けています。今日のワークショップで学んだダンスの方法を早速実践してみようと思います。明日は我らが”パパ”、石川が紹介してくれます!それではまた!