Harvard Conference Day 7 (総括)
HCAP東京大学運営委員会11期の高橋拓豊です。会計業務を中心に、総務や渉外などの役割を担っております。
まずは簡単な自己紹介:
都立小石川中等教育学校出身で、中学時代は水泳部に参加しながら、学校の勉強をコツコツやっていました。高校1年のときに参加した物理チャレンジをきっかけに理数科学にのめりこみ、3年生のときには国際物理オリンピックに出場しました。また、高校1年次に米国のピッツバーグに10ヶ月間の留学をし、その時にキリスト教環境に触れるなどの貴重な体験ができました。
現在は東京大学理科一類に所属しており、必修科目とフランス語の学習を積極的に行っています。本業の物理に割けている時間が少なく悲しいので、来年は大幅に増やしたいです。
さて、本題のHarvard Conference最終日には以下のプログラムが予定されていましたが、大学の試験日程の都合により私達は参加ができませんでした。残念です。
・各グループによるCase Studyの成果発表
・閉会式
Day3にCase Studyのスライドをハーバード生と作成しましたが、内容に関しては東大生の方がより質の高いものを作れるのではないかと正直思ってしまいました(結構ゆるゆるの雰囲で作っていたので、彼等が本気だったらまた違っていたかもしれず断定はできません)。とはいえ、20名程度のチームで各々がどこを担当するかささっと決定して、1時間もかからず20ページ弱の筋道だったスライドを作り上げてしまったことには感心しました。チームで一緒に物事をつくりあげていく貴重な経験として、残り2ヶ月程度ですが東京カンファレンスの準備をHCAPメンバー間で上手に分担できるように必死に頭を使おうと思います。
また、スライドを使って彼等がどのような発表をするのか。圧倒的に多くの経験を積んでいるであろうハーバード生や他大学生のプレゼンテーションを見られなかったのは誠に残念ですね…。
高佐と登坂が総括に近い内容のことを既に書いてくれているので、私がハーバード生から刺激を受けた以下の2点を挙げて終わろうと思います。
・ハーバード生のいきいきとした様子
話すときの力強さ、自信が感じられる表情、パーティーで騒いでいる様子、何が要因なのか私自身よくわかっていないので上手く説明できず申し訳ないのですが、何事にもパワフルに取り組んで日々を楽しんでいるような印象を受けました。
夜のパーティーで皆お酒を飲みながら訳もわからずはしゃぐなど、楽しいかな?と正直理解しかねる部分はあれど、日々を充実させつつ学習に挑む姿勢はとりあえず真似してみようと思っています。
・学習範囲の広さ
自分のホストのMedhiはコンピューターサイエンス専攻でありながら、フランス語、アラビア語、英語、スペイン語を習得しており(前2つはチュニジア出身のため自然と身についたものだそう)、人文科学系統の本も多く部屋にありました。
自分は物理学を積極的に勉強したいと思っており、研究において本気で頂点を目指すとしたら全てを物理に捧げたくなってしまいます。実際そのような時間の使い方が正しい可能性も十分にありますが、分野にかかわらず楽める学習には一定の時間を割いていきたいという思いを強くしました。
ちなみに、ハーバード大学などでは、Major(主専攻)とMinor(副専攻)という形式で2分野程度を専攻する人が多数いるようです。
今年のHarvard Conferenceの様子をお伝えするのはこれで最後になります。まだこのブログに登場していないメンバーも、東京カンファレンスにむけてしばらくしたら顔を出しますので乞うご期待。