テーマについて雑感 | HCAP東京大学運営委員会(HCAP Tokyo)

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HCAP東京大学運営委員会の現役メンバーが更新する公式ブログです。

みなさん、こんばんは。

東京大学運営委員会7期です。

せっかくメンバーがHCAP東京大学運営委員会について書いてくれたので、本年度のカンファレンスのテーマについて書きたいと思います。

HCAPCでは毎年ハーバードのHCAP本部よりカンファレンスの中核となるテーマが与えられており、本年度のそれは“Civil and Minority Rights”です。Minorityと一言にいっても様々な集団が考えられますし、当たり前ですが時代・場所・社会などによってMinorityの質は大きく変化し得ると思います。1月に訪れた米ボストンでのハーバードカンファレンスでは女性・移民・LGBTに焦点があてられた一方で、本年度私たちが東京カンファレンスでトピックとして取り上げようと考えたのは外国人労働者、被災者、(解決策としての)ユニバーサルデザインなどです。正直HCAPでこのテーマが与えられる前までは、ここまで真剣にそれについて考えたこともなく、自分の無関心(というよりも無関係を装おうとした姿勢)を強く反省しました。HCAP本部の代表者はこのテーマの設定理由を、私たちが普段向き合わないことだから、と述べていましたが、本当にその通りだと思います。私たちが“Civil and Minority Rights”という枠組みの中から創りだした企画を、ハーバード大生がどのようなことを感じるのか、何を考えるのか、それをどのような言葉で表現するのか、今からとても待ち遠しいです。