はじめまして、HCAP=TOCの7期です。
HCAPについて少しお話したいと思います。
他のメンバーも書いているとおり、HCAPと聞いて多くの人の目に留まるのがハーバードX東大というこの団体のいわば"ネームブランド"です。ですが、HCAPは必ずしもそれだけの団体ではありません。確かに実際にこの名前こそが、毎年のメンバーの優秀性をリクルートの段階から担保しているという側面もあります。ですが、東京大学運営委員会とは銘打っているものの、他期では他大学のメンバーもいたり、英語ではTokyo Organizing Committee (TOC)という名前で活動しており、「ハーバードx東大」という言葉だけではとてもこの団体を表すことなどできません。
HCAPは東京のほかにアジアの各主要都市に支部があり、それぞれ一年のパートナーシップ契約を毎年アメリカのケンブリッジ市にある本部と更新しています。本部のトーキョーへの評価は毎年極めて高く、そのおかげかHCAPの歴史の中でもっとも長くパートナーシップを結んでいます。
HCAP-TOCでは基幹方針として毎年多くの場合一年生のみで一年間カンファレンスを作り上げ、引退し次の期へバトンを渡すという構造をもっており、引継ぎもほとんどせず全てが10人余の一年生にゆだねられています。そのために各期は完全に自由な中で新しいことをすることも無難に終えることもできるという大きな特徴を持っています。このように、むしろこの10数人で交流前の勉強会や諸準備を綿密に一年間練っていく過程こそHCAP-TOCの活動の本質的な側面だともいえます。
過去のカンファレンスでは、観光気分で東京カンファレンスに来たハーバード生に滝行を課したり、今ほど脚光を浴びていなかった3Dプリンターを製造する会社の方にお話しをしていただりと、時には斬新に、時には時代の潮流を捉えた、知的で有用かつ真に「面白い!」と言わしめるカンファレンスを作ることを第一義に据えて活動しています。
厳しいセレクションを経て集まった十数人はそれぞれユニークな考え方と高い能力を持ち、組織運営について考え学び、衝突しながらも本年最後の活動にして集大成となる東京カンファレンスを迎えようとしています。
各企画の調整は最終段階に入ってきています。ご協賛、ご協力していただいてる方々、そして先輩方に恥ずかしくないカンファレンスを作ることができるよう、そして続く後輩や他国HCAPの範となるるような一週間にできることを心から願うばかりです。
では今後ともHCAP-TOCをよろしくお願いいたします。
よろしければ弊団体のHPも併せてご参照ください。
http://hcap.hitomedia.jp/
よろしければ弊団体のHPも併せてご参照ください。
http://hcap.hitomedia.jp/