ハーバードカンファレンス8日目及び総括 | HCAP東京大学運営委員会(HCAP Tokyo)

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ボストンの一風景





(ボストンの一風景。赤レンガの街並が美しかったです。)




 
 皆さんこんにちは。6期代表の三澤です。ハーバードカンファレンス8日目の報告と総括を綴らさせて頂きます。
 ハーバードカンファレンス8日目は航空券の関係からなんと朝4時に起きて4時半にスターバックス前に集合し、ハーバード生の手を借りながら空港へと向かいました。直前に2人の香港デレゲイツ(注:デレゲイツとは代表団のことです)が駆けつけ、驚きと感動したのを覚えています。
 そして飛行機に乗り、皆思い出を話し合ったり直近の期末試験の勉強をしていたりしました。(このあたりはHCAPerらしいですね笑)僕自身はハーバードカンファレンスが終わったという感触を掴めないまま機内でふわふわと眠りにつきました。飛行機は昼の15時頃成田空港に到着し、そこで解散となりました。
 以上で8日目の報告を終わりますが、実質帰国しただけなのでカンファレンス最終日としては前回の高橋さんの記事「ハーバードカンファレンス7日目」をご覧下さい。






 さてハーバードカンファレンスの総括ですが、実はまだ言い切ることはできません。6期の中で自分達のやってきたことを話し合い、まとめるという作業を終えていないためです。そこで自分の中で捉えた今回のハーバードカンファレンス2012をお伝えします。
 私にとってハーバードカンファレンスとは「人と人との付き合いを通して国と国とが理解し合う場」でした。
人と人との付き合いとは、カラオケ、何気ない会話、議論、ゲーム、スポーツなどを通して各国のデレゲイツが「外人」といった自分と違うコミュニティに属する存在としてではなく、「同じ人間」として時間、空間を共有したということです。しかし各国のデレゲイツが同じ人間であると感じた一方、国を代表しているという意識も感じ取れました。例えばインドのメディアを専攻しているという学生は自国のメディアに問題を感じ将来国の各地を見て回るジャーナリストになりたいと言っていたり、トルコの学生は国内で職や給料が足らず人々が外国へ出稼ぎに行くことへの危機感を語っていたりしました。私自身もずっと伝えたかった震災時に各国が日本に支援を送ってくれたことに対するお礼を皆に伝えることができました。
 このように何気ない会話や活動を通じて各国の事情や文化、そして人を知ることができました。これが国と国とが理解し合うということです。ここでできたつながりはHCAP HARVARDの理念通り、将来の国際的な活動の礎となっていくと思います。

 またハーバードカンファレンス中における東京デレゲイツの活躍についても言及させて頂きます。もちろん各国とも魅力的なメンバーではありましたが、我ら東京デレゲイツも負けず劣らず個性的でありました。皆にダンスを披露し有志にダンスを教えている者、特定のデレゲイツと話し込み強い信頼関係を築いている者、ハーバードの教授に果敢に質問していく者、ハーバードの学生をからかって笑わせている者、皆の前で日本の歌を熱唱し喝采を浴びる者など。皆英語には苦戦しましたが、総合的に見ればおそらく一番活躍または交流を行っていたのではないでしょうか。もしかしたら身内の欲目かもしれませんが。

 最後にこのような貴重な機会を提供してくださったHCAP alumniの皆様、協賛企業様、学校関係者の方々に謹んでお礼を申し上げます。ここでの経験を自分達の将来や1年間の集大成である東京カンファレンスに活かしていきたいと思います。

 以上でハーバードカンファレンス総括を締めさせて頂きます。長文失礼致しました。これからもHCAPをよろしくお願い致します。

HCAP6期 代表 三澤 晃人