こんにちは、こんばんは、
主務の杉原真帆と申します。
1月14日~23日、HCAPメンバーのうち8人にて、Harvard Conferenceに参加してまいりました。
私はまずはスターターとして、現地14日・15日の内容を記そうと思います。
14日
各々が睡魔と勉強と格闘する14時間のフライトを終え、ワシントン乗り換えでボストンに到着。時間はおよそ15時。
Harvard delegatesと落ち合い、Harvardまで案内される(駅名Harvar Square. これは駒場東大前に似ている(笑))。
がらんとした空港で、向こうから彼らの姿が見えた時は、正直結構感動しました。
この日はまだ全delegates(Tokyo, Seoul, Hong-Kong, Istanbul, Dubai, Mumbai)が揃っていなかったこともあり、かなり自由な内容でした。
ルームメイトに部屋へ案内してもらって落ち着いたら(一人ひとり部屋は違う。Harvardにはたくさんの寮があり、雰囲気や規模などもかなり異なっておもしろい)、私の場合はルームメイトに町を案内してもらいました。
Harvard一帯は、個人的イメージとしては
『キャンパスを中心とし、町(店や一般住居、寮)と融合する形で形成される大学都市』
といった感じです。
様々な施設が点在していて、全体を考えれば本当にきりがないくらい広いです。
でも学生や一般住民や観光客が行き交い、様々な店が林立していて、本当に魅力的な町。
キャンパス(休暇中ということで人は少なかった)も開放的で、厳かさと快適さが混じったような空間で、「こんなところで学んでみたい」と理屈抜きに思えました。
ルームメイトに「どうしてHarvardを選んだの」と、まあよく東大生もされるけど私は大してかっこいいこと言えない質問をしてみたところ、一言で表せば一目ぼれ、だったそうです。
その後に聞いたほかのハーバード生も、大体そんな感じで、カンファレンスが終わってみて思うのは、「学生が自分の大学に誇りを持っている」ように見えました。
これは、本当に素敵なことだと思っています。
夜はとりあえず到着したdelegatesたちで、ピザパーティーという名の顔合わせを行いました。
MumbaiとSeoulが主でした。まずは何でもいいから名前を覚えようと、みんなわさわさしていました。こういうところで、いかに積極的に話しかけるか、或いは印象付けられるか、というのが、私の中では重要だと思っています。
本日の一言。
室内外の気温差はんぱない!
15日
この日から、本格的にカンファレンスのスタートです。
朝食の後、キャンパス内の講義室でOpening Ceremony。
まずはHarvard delegates代表からの挨拶、ボードメンバーの紹介などがあり、次に各国delegatesによる、大学・メンバーの紹介がありました。
私たちやIstanbulのパワポは、なんだか初歩的でかわいらしい中、Mumbaiなんかは超ハイクオリティビデオなんかを撮影していたりして、「これがemerging countryの力か・・・!」としょうもないことを思いました。
ここで思ったのは、主に二つです。
①日本は近年、衰退の一途というように言われている。
それはある意味では事実かもしれないが、このカンファレンスにおいては、アジアの国々の中から選抜された国のうち、1/6である。私が(私たちが)、まずは何か新しい日本の印象を与えられるよう、誇りを持ってこの一週間に臨もう。
②それぞれの国が、それぞれの国の持ち味を持っている。日本にはないものを、それぞれ持っている。相手の優れているところを否定するのではなく、認めて、できれば吸収しよう。ここに集った人に対して、「理解したい」という思いを持ち続けよう。
なんかとてもくさく感じますが、このときは本当にこう思ったし、実際今も、これは強く心に残してあります。
この後、Boston&Harvard tourを行いました。
もう、顔のすべてのパーツがもげそうでした。
寒いよ・・・冬のボストン・・・。
それでも、「楽しい」というこの雰囲気を利用しない手はありません。
HCAPでは、ちょっとした合間でも、自分の少しの勇気さえあれば、誰にでも、およそどんなことでも話していけます。これは、私がカンファレンスで最も重視した点です。
『話す前から、億劫にならない、あきらめない』
実際、Harvard生と話すのだって、別にそんなに大きなことではないんです。特に1年生とかは。そうやって、色んなところを巡りながら、他国delegatesやHarvard生と話していきました。
一つ難しかったのは、各国delegates、特にIstanbulやMumbai、Dubaiなどは自分たちで固まりやすいこと。彼らが他を嫌っているとかではないのですが、こちらからしてみればなんとなくそのコミュニティには入りにくい。ただこれも、だれか一人に焦点を当てたりすることで、意外と簡単に解決できます。ある程度固まっちゃうのは仕方ない。でも、こちらが話しかければ、すぐ応じてくれます。
夜にはSocial Event として、Speed Friending and Mocktailというのをやりました。これは与えられた一つのお題に対して、ローテーション制で目の前の人と話していく、というものです。これによって、大雑把ではありますが、名前交換と印象づけを効率的にできます。
どでかい食堂でみんなが叫びあっている(みんなが相手に声を届かせようとするからデフレスパイラル)様子は、殺気立ってはいても面白かったです。
・・・こんな感じでしょうか。
これからも派遣による日記形式は続くのでもうあんまり長々とは書きませんが、一応、私がHarvard Conferenceで得たことを盛り込んでみました。
説教くさかったらすみません。でもまあ、せっかくですから!!
ではでは。