自分と英語 | HCAP東京大学運営委員会(HCAP Tokyo)

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こんにちは。3度目の投稿ですね。
渉外代表の佐野智樹です。

僕は6歳から10歳にかけて、父親の仕事の都合上カリフォルニアに住んでいました。
言語能力の習得が最も効率よく行われると言われるこの期間に英語環境に身を置けたことは、本当に幸運なことだと思っております。

 中学時代、あまりにも生活が弛んでいたため、母親に「英検準1級を受けて、落ちたら受験料自分で払え」と脅されてこれを取得(笑)。また高校2年の時にアメリカ時代の友達と会い、「英検1級、TOEIC960」を持っていると聞かされ、悔しくて1級を取得しました。これらの期間は、短期的に集中して英語を勉強しました。
 中高の学校の英語の授業は独自性が強く非常に面白い物でした。ギリシア神話を読んだり、シェイクスピアを読んだり、メンデルの法則について英語で学習したり...とにかくコンテンツが先に来て、英語は学習の媒体でしかないような感じでした。今思うと、これは英語という「道具」のあるべき立ち位置なのかもしれませんね。

 高校3年の時から、祖父の原爆に関するホームページを英訳し始めました。更新が少し滞っていますが、英訳部分は一部ご覧になることができます。日本語部分のコンテンツが非常に面白いので、宜しければ是非(http://www1.parkcity.ne.jp/ht-sano/kiokusakana.html)。
 この頃から、英語の文学的な表現や面白い言い回しに興味が沸いたように思います。具体例は今は思いつきませんが、英語には面白い表現が多いです。その面白さを感じながら英文を読む作業が楽しくなり始めたのもこの時期ですね。

 とはいえ、中高時代には自分の「貯金」の上にあぐらをかいていたように思います。今思えば、できれば毎日英語に触れていたかったです。言語は慣れ。これを中学時代の自分に言い聞かせてやりたかったですね。

 現在はこの反省から、iPodでCNNやBBCのPodcastを受信し、通学途中に聞いています。BBCの方はイギリス英語で、かつ中身も濃いのでまだ完全に理解できていませんが...今後も努力を継続していきます。

 言語は道具。言語は慣れ。非常に大切なことに今更気付いた感じですが、「今更」ではないと考えられる日が未来に待ち受けていると信じ、今後も精進していきます。