今回のテーマは「英語について」です。
私は、過去に海外に滞在した所謂帰国生ですが、その大半は非英語圏(シンガポール・中国・香港・台湾等)で過ごしました。最初に英語に触れたのは幼児期にシンガポールに引っ越した時でしたが、その後1年間インターナショナルスクールに通った以外、小学校から中学2年生までは日本語の学校で学びました。そのような中、私が英語を学ぶ上で重要だったと実感することは、大きく二点あります。
まずは、英語による課外活動等、英語をアウトプットできる活動に積極的に参加することです。小学生の頃、中国の日本人学校に通いながら、放課後や長期休暇にはインターナショナルスクールのGirl Scoutやsummer camp等に参加していました。説明が十分に理解できなかったこともありましたが、積極的に英語を使う機会ができ、非常に良かったと思っています。また、そのような活動で行ったアクティビティーは、小学生の私の目には常にポップで楽しそうに映り、英語への愛着を増させてくれました。
次に、振り返ってみると英語での読書も非常にためになりました。当時私が住んでいた中国では、輸入書はさほど多くなく、Amazon.com等のオンラインショッピングサイト開拓以前の時代だったので、入手できる本の幅は限られていました。よって、選択肢の幅はあまり広くありませんでしたが、ひたすら読み続けていることで、多少なりとも洋書の読書習慣が形成されたと思います。
英語のアウトプットや読書の重要性という在り来りの話になってしまいましたが、やはりそれらは小学生時代のみならず、大学生になっても不可欠な要素だと思いますし、意識すれば必ず続けられると思います。日本での大学受験直前期には、高校もお休みだったので、アウトプットをする機会がなくて困りましたが、勉強後、毎日数分間洋書を音読し、読んだ部分に関する意見を述べていました。生身の人間と話すほどの効果はないかもしれませんが、受験期など忙しい時にはお勧めの方法です。また、大学に入った現在では、HCAPでアプリケーション等を英語で書いたり、HCAP東京大学運営委員会内で英語勉強会・英語で喋る昼食会を開いたりと、HCAPが英語をアウトプットできる環境の一つとなっており、この点に関しても非常にやりがいを感じています。
最後になりましたが、明日、駒場Iキャンパスの1323教室で10:45-12:45の間、講演会を開催致します。講演会開催を前に緊張すると同時に、岩瀬様のお話しを伺うことを非常に心待ちにしております。予約等は一切不要ですので、皆さまもお時間ございましたら是非お越しください!
それでは寒くなって参りましたので、皆さまどうぞご自愛下さい。